LINE広告アップデート情報

今回は以前にも本コラムでご紹介した、LINE広告のアップデート情報をお伝えしていこう。まだご覧になられていない方は下記のリンクからご確認いただきたい。

・【LINE広告】2020年4月のアップデート9項目から3つをご紹介

・【LINE広告】2020年5月28日のアップデート情報をご紹介

第一弾のアップデート情報では主に地域ターゲティングがアップデートされ、詳細な地域設定ができるようになり、第二弾のアップデートではより詳細なターゲティング（携帯キャリアや収入）が可能となった。

今回お伝えする情報としては「新キャンペーンの目的の追加・自動最適化機能の追加」「推定リーチレポートの提供開始」「Creative labの提供開始」の3つをお届けしたいと思う。

アップデート情報1.新キャンペーンの目的の追加・自動最適化機能の追加

LINE広告では以前から動画広告の配信は行えているが、動画の視聴を目的とした最適化機能は残念ながらなかった。しかし今回のアップデートでは「動画の再生」というキャンペーンの目的の選択、また自動最適化機能として「動画3秒再生の最大化」が追加され、設定が可能となったのだ。主にブランディング目的での利用が想定される。※キャンペーンの目的とはキャンペーンで設定可能な項目で、キャンペーンの目的によって設定・配信の自動最適化が行える。

※画像はLINE管理画面より抜粋（赤枠は加工）

キャンペーンの目的によって、使用可能なフォーマット・最適化方法が決められており、詳細は下記の通りである。

・ウェブサイトへのアクセス

広告フォーマット：画像・カルーセル・動画

最適化：ウェブサイトへのリンクをクリックする可能性が高い人へ広告を表示する。

・ウェブサイトコンバージョン

広告フォーマット：画像・カルーセル・動画

最適化：コンバージョンする可能性が高い人に広告を表示する。

※注意としてこちらはLINE Tagを利用し、コンバージョンの計測が必要となる。

・アプリのインストール

広告フォーマット：画像・カルーセル・動画

最適化：アプリを利用している人の中で、アプリを起動する可能性が高い人に広告を表示する。

・動画の再生

広告フォーマット：動画

最適化：動画を視聴する可能性が高い人に広告を表示する。

アップデート情報2. 推定リーチレポートの提供開始

今回のアップデートではすべてのキャンペーン推定とはなるが、リーチ数のレポート出力が可能となった。こちらはダッシュボードからも閲覧が可能だ。キャンペーン・広告グループ・広告それぞれで集計され、特定期間および日別で抽出した場合はユニークリーチが表示されるとのこと。こちらのアップデートに伴い、リーチフリークエンシー（R&F）も推定レポートへ変更されているのでご注意いただきたい。

アップデート情報3.Creative labの提供開始

こちらは7月1日から利用可能となった新機能である。LINE広告で利用できるクリエイティブが作成でき、特定の広告アカウントへ送信できる機能を持ったツールで、直感的な操作が可能で、テンプレート素材なども豊富に用意されており、誰でも簡単に高品質なクリエイティブを作成することが可能である。Illustratorなどのクリエイティブ作成ツールをお持ちでない場合、利用してみるのはいかがだろうか。ただし、こちらのUIは日本語化されてはいるが、グローバル向けの機能となるため、日本語での問い合わせには対応していないのでご注意いただきたい。管理画面から利用でき、共有ライブラリ内にある赤枠部分をクリックするとCreative labのページへ遷移できる。

※画像はLINE管理画面より抜粋（赤枠は加工）

以下が実際の編集画面なのだが、LINE広告の所定のサイズで作成が可能である。

＜編集画面＞

※画像はLINE管理画面より抜粋

＜テンプレート画面＞

※画像はLINE管理画面より抜粋

＜LINE広告管理画面＞

※画像はLINE管理画面より抜粋

まとめ

いかがだっただろうか。まだまだ進化が止まらないLINE広告。今回ご紹介した「Creative lab」が提供されたことで、クリエイティブの量産が可能となり、ABテストなどもより簡単にスピーディに行えるようになったのではないだろうか。リンクルではさまざまな商材やサービスでWEB広告の運用実績があり、LINE広告もそのうちの1つである。WEB広告にご興味がある方、効果改善をお望みの方はぜひ下記よりお気軽にお問い合わせいただきたい。

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