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このコラムをご覧の皆さんはリターゲティング広告についてご存知だろうか?リターゲティング広告は、ディスプレイ広告の一種であり、WEB広告では活用されることが非常に多い配信手法となっている。また、活用場面が多い理由として、WEB広告を配信することができるGoogleやYahoo、Facebookなど様々な媒体において配信することができる手法となっている。リターゲティング広告を配信する目的としては、獲得を重視した広告配信において活用されており、検索広告などで獲得し損ねたユーザーの刈り取りを行うことが多くなっている。今回のコラムではこのリターゲティング広告について、リターゲティング広告とは何か、配信するためにはどのような設定が必要であるのか、配信する上でどのような点に注意し、広告を運用していくとよいのかを中心にご紹介したい。ぜひ皆様の今後の広告運用の一助となれば幸いである。
リターゲティング広告とは、過去に自社のWEBサイトへ訪問したユーザーを対象に、別のWEBサイトを視聴している際に、ディスプレイ広告でアプローチができる手法である。一度自社のWEBサイトを訪問しているため、自社商品・サービスに関して興味や関心を抱いている可能性が高く、非常に確度の高いユーザーへ広告を配信することができる。
では、リターゲティング広告はどのようにして配信することができるのか、詳しくリターゲティング広告の仕組みについてご紹介する。
①②:リターゲティング広告を配信するためには、まずユーザーが対象の商品について検索し、広告主のWEBサイトへ訪問する必要がある。その時点でユーザーは広告計測用タグにてサイトへの訪問者として記録されており、広告にて使用されることになる。
③④:そのため、一度ユーザーが比較検討期間に入り、広告主のWEBサイトを離れたとしても、別のWEBサイト上で広告を配信することができるようになる。
⑤⑥:こうして、広告での訴求をきっかけに比較検討中のユーザーが広告主のWEBサイトへ再訪、商品の購入に至りやすくなる。
(画像引用:サイトリターゲティング|Yahoo!広告ヘルプ)
続いて、リターゲティング広告の主なメリットについていくつかご紹介する。
リターゲティング広告を配信する条件の一つとして、ユーザーが一度WEBサイトへ訪問している必要があるため、条件を満たすユーザーの多くは広告主の商品・サービスに対して関心を抱いている可能性が高く、購入・申し込みの可能性も高くなる。
リターゲティング広告では、広告主のWEBサイトへ「訪問したユーザー」かどうかだけではなく、「商品の詳細ページへ訪問したユーザー」や「フォームページまでは遷移したものの、申し込みには至らなかったユーザー」など追跡対象のページを指定することができる。これにより、より確度の高いユーザーへの広告配信が可能となる。
例えば、広告主のサイトを訪問後、離脱を行ったユーザーに対して、離脱直後の比較サイトなどWEBサイトで引き続き検討を続けている段階で再アプローチを仕掛けることができる。
続いて、リターゲティング配信を行う上でのデメリットについてもご紹介する。
リターゲティング広告の配信条件は、一度WEBサイトへ訪問する必要があるため、広告主の商品・サービスを知らない新規顧客層へのアプローチはできない。そのため、リターゲティング広告を配信する際も、併せて検索広告や新規顧客層へのアプローチができるディスプレイ配信なども並行して運用することでより効果を発揮することができる。
リターゲティング広告ではユーザーの蓄積を始めてから、ある程度のユーザー数が蓄積されていないと配信できない仕様となっている。そのため、広告媒体のアカウントを作成して、すぐに配信ができないため、配信準備期間については注意が必要となる。
続いて、リターゲティング広告を配信するために必要な広告主の作業をご紹介する。主に広告主は下記2点の作業を行う必要がある。
リターゲティング配信を行う上で、どのユーザーがWEBサイトへ訪問したことがあるのかを認識する必要がある。そこで必要になってくるのが、広告計測に使用するリターゲティングタグである。ユーザーがWEBサイトを訪問した際に記録するよう、Googleなど各媒体で発行ができるタグを全ページへ設置する。
リターゲティングタグを設置し、ユーザーの情報をキャッチすることができると、次にその情報の保存先を作る必要がある。その保存先は一般的にユーザーリストやオーディエンスリストなどと呼ばれている。このユーザーリストへ情報を蓄積する必要があるため、配信直前ではなく、できるだけ早くリストを作成し、情報を蓄積しておくことで、配信開始までの待ち時間を短縮できるのでご留意いただきたい。
ここまでのご説明で、リターゲティング広告がどういった広告か、リターゲティング配信はどのように配信することができるかについて、ある程度理解できたのではないだろうか。最後に、リターゲティング広告を配信開始する際、開始して以降に広告効果をより高めるためのコツを3つご紹介する。
広告配信前の段階になるが、ユーザーリストの作成においても、少しの手間をかけることで、広告効果に大きく影響してくる。例えば、「TOPページ」にのみ訪問したユーザーと「フォームページ」まで到達したものの離脱したユーザー、一般的にどちらが購入・申し込み確度が高いだろうか。おそらく後者の「フォームページ」まで到達したものの離脱したユーザーの方がより確度が高いことが多いだろう。こういったように、単純に広告主のWEBサイトへ訪問した中には、どのページに訪問したのか、どこまで深くWEBサイトを進んだのかでユーザーの関心の高さも変わってくる。これらWEBサイト上のページごとでリストを分け、広告の投下予算を調整することでより高い広告効果を発揮させることができる。これはページごとだけでなく、WEBサイトへ訪問したのは何日前なのか、によってもユーザーの関心は変わってくるだろう。WEBサイト訪問からより短い方がユーザーの関心も高く、また、訪問から長期間経過しているユーザーの中には、ほかの商品・サービスを選択している可能性も高くなる。そのため、WEBサイト訪問からの経過日数でリストを分けることもより広告効果を高めるために良いだろう。
リピートされる商品やサービスでない場合は特に、この設定が重要となってくる。WEBサイト訪問から時間があまり経過していないユーザーは確度が高い可能性が高く、予算投下量を多く調整することをご紹介したが、そのリストの中にはすでに広告主の商品・サービスを購入済み・申し込み済みのユーザーもいることが考えられる。そのため、予算を多く投下してもすでに利用しているユーザーからは獲得が得られないため、予算の無駄遣いにつながってしまう。このケースを避けるため、リピート商材以外の広告配信に関してはコンバージョンユーザーを除外することをおすすめする。
リターゲティング広告はディスプレイ広告の一種のため、常に商品・サービスと関連性の高いWEBサイトに出ているとは限らない。中にはユーザーに見向きもされないWEBサイトや外国語のWEBサイトへ配信しているなどの可能性も考えられる。そのため、ユーザーリストを分析するだけでなく、広告の配信先にも目を配る必要があるだろう。
本コラムではリターゲティング広告とはどういった広告なのか、どのように配信することができるのか、配信時のコツなどをご紹介した。リターゲティング広告はディスプレイ広告の中でも獲得に向いている広告となっており、皆様の売り上げ拡大に大きく貢献してくれる配信手法の可能性も高い。今回ご紹介したリターゲティング広告配信のコツは一例であり、現状の広告効果に満足がいかない、さらに売り上げを拡大したいとお考えの方は、WEB広告運用のプロフェッショナルであるリンクルへ下記よりお問い合わせいただきたい。
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