リスティングコラム
COLUMN
Googleアドワーズ
Yahoo!リスティング
機能
以前、『リスティング広告でモバイルにおける電話コンバージョンを計測し、スマートフォンユーザーの動きを正確に捉えよう!』という記事で、スマホの普及に伴いスマホの検索ボリューム増加が見られていることをご紹介した。そうした背景からも、現在既にリスティング広告へ広告を出稿していたり、今後出稿を検討されていたりする広告主はユーザーの、特にスマートフォンにおける動きをしっかりと捉えるためにも、電話コンバージョンを設定することの重要性を挙げさせて頂いた。そこで今回のコラムでは、より具体的にGoogle AdWordsとYahoo!スポンサードサーチにおける電話コンバージョンの設定方法をご紹介しよう。
・管理画面の(運用ツール)タブをクリックし、(コンバージョントラッキング)を選択
・コンバージョンアクションで(+コンバージョン)をクリック
・コンバージョンの発生元で(コール数)を選択
・続いて電話コンバージョンのトラッキングする発生元で(モバイルサイト上の電話番号のクリック数)を選択
・新しいコンバージョンアクション:電話番号のクリック数の各種設定を指定、保存をクリック
・その後に表示される電話コンバージョン用タグをコピーし、モバイルサイトに設置して完了
・管理画面の(ツール)タブをクリックし、(コンバージョン測定)を選択
・コンバージョン測定で(+コンバージョン測定の新規設定)をクリック
・コンバージョン種別において(電話発信)を選択
・コンバージョン測定の目的では適切なものを選択
・その後に表示される電話コンバージョン用タグをコピーし、モバイルサイトに設置して完了
設定に関する注意点を大きく2点あげたい。まず1点目は電話コンバージョンであることを識別できるような名前を付けることだ。当然のことだが、運用上コンバージョン毎にその価値は大きく異なる。各々を分けて認識することは非常に重要である。続いて2点目、電話コンバージョンの(カウント)設定の仕方は多くの広告主が注意して欲しい。(カウント)には2種類、(すべて)と(1回)というカウント方法があり、(すべて)を選択すると、広告をクリックして流入してきたユーザーが電話番号リンクをクリックした全ての回数を電話発信コンバージョンとしてカウントする。例えば、1回の広告クリックから5回電話番号リンクをクリックした場合、電話発信コンバージョンは5回とカウントされる。通常の商品購入や申し込み、問い合わせ等のコンバージョン計測であれば、1回の広告クリックから複数回のコンバージョンが計測されることは特に問題の無いケースも多いかも知れない(もちろん各々のケースにおけるコンバージョントラッキングを設定する意味を把握しておくことが重要)。一方で、適切に電話コンバージョンを設定するというためには、誤タップ等の可能性を排除するという意味でも、(1回)を選択しておくべきだろう。
電話コンバージョンタグを設置する際には、まず発行した電話用コンバージョンタグを電話番号へのリンクがあるページすべてに設置し、その後に特定のテキスト、画像リンク、ボタンリンクを押した際にコンバージョン計測が発動するように設定変更する必要がある。GoogleとYahoo!の両媒体で広告を出稿している場合、タグを別々に設定すると適切に電話コンバージョンの計測が行われない可能性があるため注意して欲しい。手順は以下の通りである。
テキストリンク・画像リンク・ボタンリンク全ての場合において、
Yahoo!の場合:onclick=”yahoo_report_conversion(‘tel:03-XXXX-XXXX’)”
Googleの場合:onclick=”goog_report_conversion(‘tel:03-XXXX-XXXX’)”
となっている部分を
onclick=”yahoo_report_conversion(undefined); goog_report_conversion(‘tel:03-XXXX-XXXX’)”
上記のようにonclickタグを設定変更することでGoogle、Yahoo!の両方で電話コンバージョンタグの計測が可能となる。これまでこの方法で多くの広告主様の電話コンバージョン計測を実装してきたが、サイトの仕様によってはこの限りではないためご自身の責任で設定変更を進めて欲しい。
以上に、Google AdWordsとYahoo!スポンサードサーチにおける電話コンバージョンの設定方法についてご紹介した。リンクルでは、広告主の商材を徹底的にリサーチしてから、こうしたデバイスの性質に合わせて適切なコンバージョントラッキングを提案、設定させていただいている。スマートフォンにおけるユーザーの動きを正確に捉え、改善の一手を思案することが可能となる。今後もスマートフォンにおける検索数や広告費の増加は確実視されており、さらに現在はまだ世の中に普及していない新たなデバイスの台頭が見られるかもしれないため、新たな情報を取り続けその状況下で適切なコンバージョンの計測が行えるかどうかが広告主の費用対効果を決定付ける、大きな要因となりえる。弊社は、運用特化型広告代理店として、運用上の根本的なロジックや仕様の変更に常にアンテナを張り巡らせ、それぞれのニーズやそれに応じた最適な解決方法を模索し続けることを日々心がけている。些細な事でも、何か疑問や興味関心を持たれた方は下記より、リンクルまでお問い合わせください。
A
簡単なご質問から無料分析まで、詳しい専門スタッフが
お電話にてご対応いたします。
お問い合わせ専用ダイヤル
営業時間10:00~19:00(土・日・祝日を除く)
この記事が気に入ったら「いいね!」しよう
最新のマーケティング情報をお届けします。
GDN
Googleアドワーズ
Googleディスプレイネットワーク広告
バナー広告(イメージ広告/ディスプレイ広告)
リマーケティング広告
初心者必見
Facebook広告
GDN
Googleアドワーズ
Googleディスプレイネットワーク広告
SNS
Yahoo!リスティング
初心者必見
動画広告
Google Analytics
Googleアドワーズ
Googleディスプレイネットワーク広告
メディア運営
事例
初心者必見
運営のコツ
クリエイティブ
バナーのノウハウ
バナー広告(イメージ広告/ディスプレイ広告)
事例
初心者必見
Facebook広告
GDN
Googleディスプレイネットワーク広告
YDN
リマーケティング広告
初心者必見
Googleアドワーズ
Yahoo!リスティング
メディア運営
事例
初心者必見
品質インデックス、品質スコア
運営のコツ