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【MCCアカウント利用者必見】Google AdWordsでMCCの階層で除外キーワードリストの設定が可能となった!

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Google AdWords、MCCアカウントで除外キーワードリストの登録が可能となった

2017/1/11にGoogle AdWordsバージョンアップが発表されMCCアカウントで除外キーワードリストの登録が可能となった。以前【リスティングコラム】「除外キーワード」機能を定期的に活用し、リスティングの成果を安定化、底上げを目指そう!でご紹介したとおり、リスティング広告においては除外キーワードを登録し、無駄な検索クエリからのクリックを抑えることは全体の費用対効果を改善することに役立つ。当然、その階層が高い場合はそのインパクトも大きいのである。今回のコラムでは改めて除外キーワードのメリットと、MCCアカウントでの除外キーワードリスト登録の方法をご紹介し、そこから考える今後のアカウント運用の発展にも触れたい。

除外キーワードのメリットとは

①無駄なクリックを除外し、広告費用対効果を向上させる。

こちらは非常に当たり前のことではあるが、リスティング広告において費用をどのように投下したか、またはしていくかが全体の費用対効果を大きく左右する。だからこそ定期的に検索クエリをチェックして余計なものを発見したら逐一除外を行っていくのが非常に重要である。更に言うと、運用者によって除外キーワードのマッチタイプや、どういったキーワードを除外するのか、大きく違いが出る。傾向としてBtoCの商材で一般ワード(部分一致等)で広告を出稿している場合などは無駄なクエリを拾いやすかったり、逆にBtoBの場合でもメインワードの意味が広いために適切なキーワードでクリックを浴びているように見えるものの、実は広告配信として効果的でなかったりといったことがあげられる。

②キャンペーン、広告グループ毎に活用するキーワードの住み分けを行う。

ここ数年間スマートフォンの普及なども影響し、ユーザーの検索クエリの種類は常に増え続けており、そういった状況の中で検索ボリュームは少ないが、コンバージョン確度の高い検索クエリを拾ってくるために部分一致や短いキーワードをフレーズ一致で登録する場合も多いのでは無いだろうか。こうしたキーワードを登録した際に入札単価を高く設定してしまったために、自社の商材とは明らかに関連性の無い、もしくはコンバージョンに至る可能性の低い無駄なクリックを多数浴びた。多くの広告費を無駄にしてしまっていた。といった経験のある方も少なく無いのでは無いだろうか。最近のトレンドとして、GoogleやYahoo!の推奨しているリスティング広告の構成は可能な限りキーワード等をまとめて登録するハガクレ等がある。こうした構成方法にすると数値がまとめて集積される等様々な有用性がある一方で、キーワードをまとめて登録している分、キーワードの入札調整が難しいケースもあるので「除外キーワード」の機能は非常に使い勝手がよい。キーワードの除外はキャンペーン、もしくは広告グループ単位で設定するが、Google AdWordsではキャンペーン除外キーワードリストを作成しキャンペーンに紐づけることで、複数のキャンペーンに対しキーワード除外を設定できる機能があるため、ぜひ階層ごとに上手く使い分けを行い、各キャンペーン、広告グループで適切な広告配信の住み分けを目指したい。

Google AdWords、MCCアカウントで除外キーワードリストの登録方法

登録方法は以下のとおりである。

①MCCアカウント(Manager Account)で左のタブより(共有ライブラリ)を選択。

Image 1

②(共有ライブラリ)中の(除外キーワードのリスト)を選択し、各アカウント毎に除外キーワードリストを登録するのと同様の手順で登録すれば完了。

Image 2

以上のように非常にシンプルであるため、ぜひ実装に移していただきたい。

今後のアカウント運用について

以上に、Google AdWordsでバージョンアップが実装されMCCアカウントでの除外キーワードリスト登録の方法をご紹介したが、今後もこうしたこれまで下位の階層でしか設定できなかったものが上位で設定できたり、逆に上位でしか設定できなかったものが下位で設定できるようになったりと、運用者のユーザビリティを高めるためにも様々なアップデートがなされていくだろう。アカウントの1キャンペーン化や、マッチタイプによるグループ分けの廃止、そして自動化ルール設定の推奨など、ある意味大きなまとまりで管理していくことがアカウント運用の一つのトレンドとなっているのではないだろうか。情報をうまくキャッチアップし、自社に最適なアカウント設定を模索し続けて欲しい。

以上ような内容にご興味ある方はぜひ下記よりリンクルまでお問い合わせください。

A

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