インターネット広告で自由にユーザーの興味関心に基づいたターゲティングを行ってみたい！そんな時の一例をご紹介

ある特定の興味関心に基づいたユーザーリストを作成する方法

皆さんは、ある特定のユーザー層に対してのみ広告を配信したいと考えたことはないであろうか。以前のコラムでご紹介したように、一度サイトへ訪れたユーザーであればリマーケティングタグを自社サイト内に設置し、サイトに訪れたユーザーに対してCookieを割り当てることによって、サイトに訪れたユーザーなのかそうでないのかということを判別してリスト化してそのリストを広告配信対象とすることが可能である。また、Google AdWordsを利用している場合であれば、「アフィニティ　カテゴリ」や「購買意欲の強いユーザー層」というある特定の興味関心に基づいたユーザーリストを利用すれば、自社のサービスに興味が有りそうなユーザー層をターゲットとして広告配信することができるであろう。このように、おおむね自身が考えている通りのユーザー層に広告を配信することができるような仕組みは整っているのだが、例えばGoogle AdWordsが用意していない特定の興味関心のあるユーザー層に広告を配信したい場合にはどのようにすればよいのであろうか。例えば、かき氷に興味のあるユーザーをターゲットとしたい場合には、一例としてかき氷にまつわるブログを作成し、かき氷に興味が有りそうなユーザーをそのブログ上で集めることができれば、そのブログにリマーケティングタグを設置することによって、擬似的にかき氷に興味関心のあるユーザー層のリストを作成することができるので、そのリストに対して広告配信を行うことができれば、かき氷に興味関心のあるユーザー層に絞った広告配信が達成されたこととなる。しかしながら、この方法は手間も時間もかかってしまい、実現に至ることは少ないであろう。こうした状況に対応できるようにGoogle AdWordsでは「カスタム　アフィニティ　カテゴリ」というものを用意しているのである。今回はこの機能についてご紹介しよう。

カスタム　アフィニティ　カテゴリとは

この「カスタム　アフィニティ　カテゴリ」というものは、下記の参考にある言葉を引用すれば「パラメータを指定して独自のアフィニティカテゴリを作成できるため、目的にぴったり合致するユーザーにアプローチすることができます。」とある。つまり、キーワードやURLのパラメータを指定することによって、それらのキーワードやURLにマッチするユーザー層をGoogleが持っているデータから抽出してリスト化してくれるのである。例えば、上記のかき氷に興味関心のあるユーザーという例で述べると、キーワードとして、「かき氷」を登録しておけば、Google AdWordsがそのキーワードを基に適切なユーザー層を規定してそのユーザー層をリスト化してくれるのである。そして、このリストを広告配信対象とすることによって、特定のユーザー層をターゲットとした広告配信を行うことができるのである。

まとめ

今回は、Google AdWordsが用意していなかったり、自身で作成することの難しい特定の興味関心のあるユーザー層に対して広告を配信する手法をご紹介した。この手法を用いれば、既存で用意されているものに比べれば精度は落ちる可能性のあるものの、狙ったターゲット層に広告配信を行うことができる強力な手法となるであろう。リンクルでは、このように特定の興味関心に基づいたユーザー層を様々活用して広告運用を行っている。是非、既存の広告効果に満足がいかない、特定の興味関心のあるユーザー層に広告を配信したい、さらに広告効果を改善したいと考えておられる読者の皆様は下記よりリンクルへお問い合わせいただきたい。