【保存版】リスティング広告の除外設定を活用して無駄な配信を抑える9つの設定

【無駄な配信を極力削除する】

リスティング広告では、効果的なセグメントに対して予算を集中することで大きな成果を得ることができる。

そのためには、ターゲットとは異なるセグメントへの配信を極力抑える必要がある。

Google AdWordsやYahoo!プロモーション広告では、様々な除外設定が用意されている。

今回はその除外設定の方法をご紹介する。（記事執筆時点）

【除外設定の種類】

1、キーワード

もっとも一般的なのは、キーワードを除外する方法である。

実際に検索クエリを見て、打ち出したい商材とは異なるキーワードを除外することで無駄な配信を抑えることができる。

検索ネットワークの場合、完全一致、フレーズ一致、部分一致での除外が可能である。

一方、ディスプレイネットワークのキーワードでは部分一致のみ可能となっているため、注意が必要である。

2、プレースメント

ディスプレイネットワークでは、プレースメントを除外することで無駄な面への配信を抑えることができる。

またアプリへの広告配信を除外する方法もあるため、ぜひ参考にしてほしい。

3、リマーケティングリスト

リマーケティングリストを除外する方法も効果的である。

リピートが必要な商材でない場合は、過去にCVしたユーザーのリストを除外することで、既存顧客への広告配信を無くすことができる。

ディスプレイネットワークで活用するためには、リストの数が100以上溜まっている必要がある。

またリマーケティングリストの除外は、検索ネットワークでも使用可能である。

ただし検索で使用する場合は、RLSAと同じくリストの数が1000以上溜まっている必要がある。

4、サイトカテゴリ

Googleディスプレイネットワークでは、配信するサイトカテゴリを除外することもできる。

犯罪系や性的なサイトなども除外できるため、サイトのブランドイメージを守る目的などで設定して欲しい。

5、地域

地域を除外することも重要である。

例えば、関東のみを商圏としている商材を扱っている場合、

関東のみを地域設定するか、関東以外の地域を除外することで、意図しない地域への配信を抑制することができる。

6、年齢、性別、子供の有無

年齢や性別でも除外設定が可能である。

自社の商材のターゲット層に合わせて設定してほしい。

さらにGoogle AdWordsでは「子供の有無」に関しても除外設定が可能である。

また、DFSAを活用すれば、Google AdWordsの検索ネットワークでもこれらの除外設定を行うことができる。

こちらはベータ版の機能となるため、活用したい場合は弊社までご相談いただきたい。

7、曜日・時間帯

曜日や時間帯でも除外設定ができる。

例えばBtoBの商材を扱っている場合、平日のみ、営業時間のみを設定しておけば、

休日や夜中などに広告配信されることはなくなり、無駄な配信を抑制できる。

8、デバイス、OS

デバイスやOSでも除外設定が可能である。

PCのみに配信したい場合は、スマホへの配信比率を-100%にすると良い。

一方PCの配信をすべてなくし、スマホの配信のみにすることは現状では難しい。

ただし、スマホへの配信比率や、リンク先のデバイス設定などでできる限り抑制することはできる。

またディスプレイネットワークの場合のみ、OSの除外設定が可能となっている。

もし、特定のOSのみで購入できる商材を扱っている場合は、ぜひ活用してほしい。

9、IP

IPを除外することも可能である。

この機能は現状ではGoogle AdWordsのみ備わっている。

例えば、競合やその他広告代理店のIPに対して広告配信を停止することができる。

弊社では独自にIPを収集し設定しているため、無駄な配信やクリックを防ぐことができている。

【保存版】リスティング広告の除外設定を活用して無駄な配信を抑える