リスティング広告で商標キーワード(社名キーワード・指名キーワード・ブランドキーワード)を競合他社に奪われるな！対策や対処法まとめ

リスティング広告で商標キーワードを競合他社に奪われると大きな機会損失を生む

皆さんはGoogle AdWords(グーグルアドワーズ)やYahoo!プロモーション広告(スポンサードサーチ)のリスティング広告において、自社のブランドネームや商標キーワード等を競合他社に入札されていた経験はないだろうか。リスティング広告は当然自然検索結果(SEO)の上に表示される広告であるため、もし競合他社が自分の商標キーワード等で入札をされている場合、本当は自社サイトに来てくれるはずであったユーザーが他の会社にユーザーを獲られ、場合によってはそのまま他の会社にコンバージョン機会まで奪われてしまうリスクもある。被害者からすれば、何か手を打つ方法はないかと考えるだろう。その手の打ち方について、リンクルには多くの問い合わせを頂いているが、今回はリスティング業界で使われている言葉で言うところの、商標キーワード、社名キーワード、指名キーワード、ブランドワード、サービスネームで自社のキーワードが競合他社から入札を入れられてしまっている場合の対策や対処法についてご紹介する。ぜひ参考にして頂きたい。

リスティング広告で商標キーワードを入札されてしまっている場合の３つの対策

それでは早速、商標キーワード、社名キーワード、指名キーワード、ブランドワード、サービスネームで自社のキーワードが競合他社から入札を入れられてしまっている場合の対策や対処法について考えていこう。

①自社のキーワードの入札をしている会社に直接問い合わせをしてみる

まずは自社のキーワードの入札をしているであろう会社に対して、直接問い合わせをしてみて、キーワードの停止設定や除外設定を依頼したりするなどしてみるのが良いだろう。正直モラルの持ち方によっても変わってしまう部分だとは思われるが、もし快く受諾頂けた場合はお返しとして、こちら側も対応してくれたその競合他社の社名のキーワード停止をしてあげる等の対応をしてあげればスムーズだろう。ただし、停止するか否かはあくまで任意であるため、完全に防げる対策ではないということをご留意頂きたい。

②自社でも商標(指名・社名・ブランド)キーワードの入札を行う

第二に、自社でも商標(指名・社名・ブランド)キーワードの入札を行ってしまい、上位掲載を行ってしまうという方法である。これは「あくまでウチが本物ですよ」といったユーザーへのアピールをでき、かつ競合他社のリスティング広告掲載の順位を落とすことも入札次第では可能となる。ただそもそも、競合他社はわざわざ貴社の名前で広告を買っても品質スコアの対策等は打たれていない可能性が比較的高く、自社のLPであればおそらく品質スコアは自ずと上がっていく可能性が高い為、そこまでクリック単価を上げなくても上位掲載できるだろう。「自社のサービスなのにな何故お金を払って自社のサービスのキーワードを入札しなければならないんだろう」などと思われるかもしれないが、むしろかかる予算も一般キーワードと比較すれば段違いに安くなるケースが多々あり、他の会社にシェアを奪われるくらいなら自分達で多少広告費を払ってでも買い付けておいた方が無難だろうと言える。

③Google AdWords(グーグルアドワーズ)であれば”商標権侵害の申し立て”が可能

最後に、Google AdWords(グーグルアドワーズ)であれば商標権侵害の申し立てを直接Googleに行うこともでき、商標権所有者であれば商標キーワードを他社に強制的に入札出来ないように設定できる。こちらに興味がある方はまずリンクルにお問い合わせ頂きたい。

自社の商標キーワードを守って売り上げを最大化させよう

今回は商標キーワード、社名キーワード、指名キーワード、ブランドワード、サービスネームで自社のキーワードが競合他社から入札を入れられてしまっている場合の対策や対処法についてご紹介した。この話題はリスティング広告を配信していれば付き物な話題ではあるのだが、こういった知識を知っているか否かで大幅に売り上げは変わってくるのである。興味のある方は下記よりお問い合わせください。