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WEB広告とは?各種メリット、デメリットを説明

昨今WEB広告という言葉をよく耳にするが、WEB広告とはいったい何か?テレビCMや交通機関の中吊り広告、看板広告、新聞広告とは何が違うのか?メリットは?デメリットは?どんな種類があるのか?そんな疑問に答えていきたい。まず、WEB広告とは「インターネット上の様々な媒体に存在する広告枠に広告を配信すること」である。最近では通勤時間や帰宅後の時間にスマートフォンを使って何か検索を行うことやSNSをチェックする機会が多いだろう。職場や自宅ではパソコンを使う機会も多いだろう。また、YouTubeやNetflixなどの動画配信サイトなどを利用する方も増えてきており、テレビを見る時間が昔よりも減ったという方も多いのではないだろうか。実際WEB広告の市場は伸び続けており、電通が毎年発表している各媒体の広告費の推移にて2019年にテレビCMの広告費を上回ったことで話題になった。WEB広告とテレビCMなどとの違いとしては広告出稿に必要な金額が挙げられる。WEB広告の料金形態にもよるが、例えばリスティング広告などでは「クリック課金(PPC型)」と呼ばれる課金形態では、クリックされて初めて広告費がかかるという課金の流れとなっており、比較的少額からでも広告を出稿することができる。1クリックでかかる費用や月額の費用に上限を設定することができるため、予算の管理が比較的柔軟に行えることも違いの1つであろう。

WEB広告について下記3点にまとめると、

・WEB広告とはインターネット上に存在する広告枠に広告を配信すること。

・WEB広告の市場はテレビCMの市場を抜き、さらに伸び続けている。

・WEB広告は少額からでも始められる。

となっている。

そんなWEB広告とその他の広告を比較したメリットやデメリットに関しては、次項で触れていく。

 

目次

1, WEB広告のメリット

2,WEB広告のデメリット

3,WEB広告の種類

4,WEB広告の課金体系

5,WEB広告でよく使われる用語

6,まとめ

◆WEB広告のメリット

前項では「WEB広告とは」という部分に触れてきたが、実際にWEB広告をテレビCMなどと比較したときのメリットとは何だろうか。今回はWEB広告のメリットを3点お伝えしたい。まず、1点目としては、広告を見せたいユーザーをターゲティングすることができるということである。テレビCMでユーザーをターゲティングする方法としては、CMを放送する時間帯や番組を指定することである。テレビCMを放送する枠を指定することによってユーザー層を大まかにターゲティングすることが可能である。新聞広告ではターゲティングすることはできないものの、購読者はサラリーマンや年配の方などに限られているため、大まかに購読者(サラリーマン層や年配の方)がターゲットとなる。一方で、電車の中吊り広告や看板広告においては、ユーザーをターゲティングすることは難しいが、地域のターゲティングをすることは可能である。2点目のWEB広告のメリットとしては、広告の効果測定を正確に行うことができるということである。例えばテレビCMを想像していただきたい。ある商品をテレビCMにて広報した際にそのテレビCMがどのくらい効果があったのかを知る方法を正確に測ることは難しい。なぜならばテレビCMを見てその商品を購買したのか、あるいは、テレビCMを見ずにその商品を購買したのかを確認する方法がないからである。大まかに広告出稿前と後でどのくらい効果があったのかは例えば前月比や前年比で確認するしか方法がなく、正確な費用対効果は測れないのである。そのため、広告を出稿したことが成功だったのか失敗だったのかという判断をするのが難しい。交通機関の中吊り広告や看板広告、新聞広告でも同様に費用対効果を正確に判断することは難しい媒体となっている。一方で、WEB広告にてある商品のプロモーションを行った場合には、何回広告が表示されたのか、何回広告がクリックされたのか、広告をクリックした人の中で何人が購買に至ったのかをすべて計測することができる。そのため、広告費をいくらかけると何人が商品を購買したのかという費用対効果を正確に計測することができるため、広告の出稿金額が適正だったのか、それともさらに予算を伸ばすことによって売り上げを伸ばすことができるのかという判断ができる。最後3点目としては、広告を出稿中に効果改善を図ることが容易であるということである。テレビCMなどでは一度放送してしまうと効果の可視化ができないことも相まってそこから効果の改善を行うことは難しい。一方で、WEB広告では毎時間配信の成果を確認することができるため、特定の年齢層や地域、時間帯、デバイス、媒体に対して配信の強弱をつけることができ、より効果の良い層に対してだけ配信を行うことも可能である。また、広告文の変更やクリエイティブの変更などを行うことによってさらに効果を改善することも可能であり、日々の調整にて効果を最大化することができるのである。

 

◆WEB広告のデメリット

前項ではWEB広告のメリットをお伝えしてきたが、逆にWEB広告のデメリットを2点お伝えしたい。1点目は競合の多い業界では出稿に必要な金額が多額となってしまうことである。導入にて、WEB広告の市場が伸び続けていることをお伝えしたが、同時に業界ごとの競合の数が年々多くなっている。競合が多い業界ではクリック単価(1クリックあたりにかかる金額)が高騰しているケースもある。そのため、少額からでもWEB広告を出稿することはできるものの、そのような業界ではある程度金額を用意しておかないと広告が表示されない場合もあり、効果を出すことが困難になる。2点目はWEB広告を運用するには工数がかかってしまうことである。前項にて様々な調整を行うことによって効果を最大化することができるということをお伝えしたが、裏を返せば、日々調整を行っていないと効果が出ないケースがある。広告を配信するターゲットや媒体、広告文やクリエイティブは適正なのかということを日々確認しながら改善を図っていくことが重要となってくるため、本業の時間がWEB広告の運用に取られてしまうことも多々あるだろう。そうなってしまうと本末転倒となる。効果を出すために分析と改善の時間と労力がかかることが2点目のデメリットである。上記にてデメリットをお伝えしてきたが、競合が多い業界での運用方法が分からない、日々の調整にかける時間がないというご担当者様も多いのではなかろうか。そんな時はWEB広告の代理店に広告運用を依頼することをお勧めする。WEB広告における専門的な知識を持った運用者が広告を運用することによって、ご担当者様の負担が軽減されつつ、広告の効果を実感することができるのではないだろうか。また、WEB広告を開始する際にまず大事になってくるのは媒体の選定である。貴社の商品やサービスに一番適した媒体を選択することが効果を出すための第一歩となる。WEB広告では様々な種類の媒体が存在するため、次項にてそちらを確認していただきたい。

 

◆WEB広告の種類

一言でWEB広告といっても様々な種類の広告が存在し、広告の配信目的やターゲットとなるユーザー層などで出しわけることでWEB広告での効果を高めることができる。WEB広告の種類と特徴、メリットとデメリットを理解して活用するWEB広告を選定することで、より効果的に広告を配信することができるため、ここではそれぞれの種類についてメリットとデメリットをご紹介する。

 

1.リスティング広告

リスティング広告とは

リスティング広告とは、GoogleやYahoo! JAPANなどの検索エンジンの検索結果画面最上部、あるいは最下部に表示されるWEB広告のことを指す。リスティング広告では事前にユーザーが検索することが想定されるキーワードを登録しておき、その該当ワードでユーザーが検索した場合に広告が表示される仕組みになっている。別名では、検索広告、検索連動型広告などといった呼び方をするWEB広告は、このリスティング広告に該当する。

リスティング広告

※参照元_Google検索結果画面

 

リスティング広告の最大の特徴は、ユーザーの「見たい」「知りたい」「欲しい」などのニーズが顕在化した行動に対してアプローチを行う広告となっており、検索したキーワードに対して関連した広告を表示するため、費用対効果が他のウェブ広告に比べて高いことが挙げられる。

 

メリット

続いて、リスティング広告のメリットについてご紹介する。

・顕在層への広告配信が可能

リスティング広告はユーザーの検索行動に紐づいた広告のため、ユーザーは既に興味関心を持っているユーザー、顕在層である可能性が非常に高い傾向がある。そのため、リスティング広告を出稿することで、より獲得に近い顕在層への広告配信ができる。

潜在、顕在層

※引用元_リンクル

 

・広告費に対するサイト集客率が100%

リスティング広告ではクリック課金型での配信となるため、配信にかける広告費はサイトへの流入数に比例して増やすことが可能となっている。そのため、自社サイトへの誘導を目的に広告を配信する場合でも、他のWEB広告と比べて高いことが挙げられる。

 

・効果測定が可能

リスティング広告では、専用の管理画面が存在し、リアルタイムで都度広告の結果が分かるため、運用することで効果を改善することができる広告となっている。また、タイムリーな情報を知ることができるだけでなく、短期間で広告を始めることも停止することもできるため、セール情報などの配信スケジュールの調整が必要な広告配信にも適している。

 

・少額から出稿が可能

数千円単位の小額からでも広告を出稿することができる。そのため、広告宣伝費に予算の確保が難しい方にとっても最適なWEB広告となっており、売上の拡大に伴って予算を増資していくことが可能である。

 

・細かくユーザー層を切り分けて広告を配信することが可能

配信媒体によって違いが出てくるが、リスティング広告ではターゲットとなるユーザー層を細かく切り分けて広告を配信することが可能である。下記はリスティング広告で分類が可能なターゲット層の一例となっている。

・地域

・時間

・年齢

・性別

・デバイス

上記を活用し、店舗周辺のユーザーにのみ広告を配信、平日のみ広告を配信、PCで検索したユーザーにのみ配信、20代~40代前半のユーザーのみに広告を配信するなどの活用が可能となっている。

 

デメリット

一方で、リスティング広告を出稿するにあたってのデメリットも存在するため、ご紹介する。

・サービス認知度向上が目的の場合、不向き

リスティング広告を出稿することで、サービスの認知度を上げることは可能であるものの、ユーザーの検索行動に紐づくこともあり、サービスをまだ知らない潜在層には効果が薄い。また、潜在層への効果が薄いこともあり、大きな変動がない限り、市場のパイは変わらず、一定層へのアプローチのみとなってしまう。

 

・リスティング広告での競争倍率上昇

紙媒体からウェブ広告への移行が増加していることもあり、リスティング広告を活用する企業は非常に増えている。そのため、出稿企業が多い市場では、広告を配信する上でのクリック単価の上昇が見られており、少額で効果を出すことが難しい業界が存在するようになってきている。

 

・運用コストがかかる

リスティング広告で多く活用されるGoogleやYahoo!でのシステムや広告配信メニューなどは変化が速いかつ多いため、一般的に運用が難しく、運用コストがかかることが懸念される。

 

 代表的な配信媒体

・Google広告

・Yahoo!検索広告

一般的に上記2媒体が主要な媒体となっており、Google広告ではGoogleの検索結果やGoogleと連携しているWEBサイトなどに広告を掲載でき、Yahoo!検索広告ではYahoo!の検索結果やYahoo!と連携しているWEBサイトなどに広告を掲載することができる。これらは、広告を配信するターゲット層や競合他社の出稿状況などに併せて配信媒体の選定を行うことをおすすめする。また、予算が十分に確保できる場合は、Google広告とYahoo!検索広告を併せて配信することで、獲得可能なユーザーの取りこぼしを防ぐことができ、機会損失を最小限にすることができる。

2.ディスプレイ広告

ディスプレイ広告

 

ディスプレイ広告とは、WEBサイトや動画サイト、アプリの広告掲載枠に表示される、テキスト、画像、動画、またはテキスト+画像の広告のことである。

ユーザーが住んでいる地域や年齢、性別、過去のWEBサイト閲覧履歴などでターゲティングを行い広告表示させることができ、リスティング広告とは異なり、検索エンジンで検索を行っていないユーザー、サービスをあまり認知していない状態の「潜在顧客」にアプローチすることができるため、商品やサービスの認知拡大に適している広告手法と言える。また、リスティング広告とは違い、画像や動画を用いて視覚的にユーザーへ訴求ができることも大きな特徴の1つである。

ディスプレイ広告の2大ネットワークとして、GoogleディスプレイネットワークとYahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)があげられる。

 

・Googleディスプレイネットワーク

Googleディスプレイネットワークは、Google関連のWEBサイトに広告を配信できるディスプレイ広告のネットワークで、GDNと略される。 YouTube 動画、Gmail、モバイル端末、モバイルアプリを利用しているユーザーに配信することが可能である。

 

・Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)

Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)は、Yahoo!ディスプレイアドネットワークからリニューアルしたYahoo! JAPAN が提供するディスプレイ広告で、Yahoo!関連のサイトに広告を掲載でき、YDAと呼ばれる。Yahoo! JAPANのほか、Yahoo!ニュース、Yahoo!メールなどYahoo!の提携サイトに広告を配信できる。

 

メリット

ディスプレイ広告の大きなメリットとしては、「潜在顧客」にアプローチして認知拡大を図ることができるところであり、まだ商品やサービスについて知らない、知っているが具体的な行動にまだ移せていないユーザーに広告を配信し、新規顧客の獲得を行うことが可能である。

また、リスティング広告とは違い、画像や動画を用いて広告を表示することができるため、より広告の独自性を発揮することができ、競合広告との差別化が図りやすく、自社サービスの特徴や魅力を視覚的に伝えることができる点もメリットの1つである。

 

デメリット

ユーザーが具体的な行動を起こして情報収集している際に広告を表示させるリスティング広告とは違い、ディスプレイ広告は、潜在ニーズに働きかける配信が主であるため、配信ターゲットの幅が広くなり、リスティング広告に比べ即効性が下がり、コンバージョン率が低くなる傾向にある。また、画像や動画といったクリエイティブのできで成果が大きく左右されるため、成果を高めるためには、クリエイティブの改善やPDCAを回していく必要がある。

 

3.リターゲティング広告

リターゲティング広告とは、一度サイトを訪れたことのあるユーザーがサイト離脱後、他WEBサイト回遊中に広告を表示させることができる広告手法の1つである。

Google、Yahoo!をはじめとして、あらゆる広告媒体で配信可能な広告手法であり、Yahoo!であれば「サイトリターゲティング」、Googleであれば「リマーケティング」というように名称が変わる場合もある。サイトに訪れたユーザーの9割以上は何もせずに離脱していると言われており、その多くが購入をあきらめたのではなく比較検討を行っているため、リターゲティングを用いて繰り返しアプローチすることにより、再び検討してもらい購入に繋げることができる。リターゲティング広告のターゲットは主に比較検討層となるため、即決でコンバージョンに至る商品やサービスよりも、比較的ユーザーの検討期間が長い商品やサービスが向いている傾向にある。

 

日本における代表的なリターゲティング広告は、以下の5つである。

  • Google広告
  • Yahoo!広告
  • Instagram広告
  • Facebook広告
  • LINE広告

メリット

WEBサイトに一度訪れて離脱しているユーザーは、そのサイトの商品やサービスに何かしら興味や関心を持っていると考えられる。そのため、一般的なユーザーよりも購入に繋がりやすい有望なターゲットに絞り込まれている可能性が高く、リターゲティング広告で再度アプローチすることにより、コンバージョン率の向上に結び付き、リスティング広告と併用して配信することで高い費用対効果を得られると注目されている。

 

デメリット

リターゲティング広告は、一度サイトに訪れたユーザーに追従して繰り返し広告を表示させる手法であるため、ユーザーによっては、どこかで見た商品の広告に追跡される違和感を感じるなど、同じ広告ばかり配信し続けると潜在的に広告をスルーしてしまう状況に陥ってしまう可能性がある。

 

4.DSP

DSP広告とはDemand Side Platform広告の略称で、いくつものメディアを横断してディスプレイ広告を出稿することができる。入札方式は、オークション制。課金方式はクリック課金とインプレッション課金がメインとなっている。

 

メリット

・ピンポイントのターゲティングが可能

様々なメディアを横断して広告が出稿できるため、広告を枠ではなく人に配信することができる。

 

・「類似ユーザー」に配信ができる

過去に商品を購入したユーザー等、決めた条件と類似したユーザーに広告を配信することが可能。獲得に至ったユーザーの類似ユーザーに配信を行うことで、確度の高いユーザーに配信を行うことができる。

 

・ユーザーのデータを基に自動で最適化が行われる

これまで手動で調整を行っていた部分を、DSPが持つデータを使用し、自動で広告配信の最適化が行われる。これにより調整に割く時間を減らし、クリエイティブの改善等に当てることができる。

 

デメリット

・初期費用、最低出稿額が高い

他媒体やほかの出稿方法の場合、1円から広告出稿ができるものもあるがDSPの場合は初期費用や最低出稿額が決められており、費用がかさむことがある。

 

・様々なDSPがあり、選択するのが大変

DSPの種類は多様である。それぞれの特徴を把握し、選ぶことに時間を要する。

 

・配信先が分からないものがある

配信先が分からないDSPもあり、質の悪い配信面や出したくない配信面に広告が表示されてしまう可能性がある。

 

5.SNS広告

SNS広告

 

SNS広告とは、その名の通り、SNS上の広告枠に広告を出稿することである。媒体によってターゲティング方法や利用者層、ユーザーの利用シーンが異なるため、商品・サービスに合った層にアプローチできる媒体に出稿することで効果を最大化することができる。今回は、弊社でも問い合わせの多いFacebook・Instagram広告、Twitter広告、LINE広告について紹介していく。

 

【Facebook・Instagram広告】

メリット

・機械学習に優れている

Facebookでは、その優れた機械学習を最大限活用するため、ターゲティングは最小限にとどめ、より多くの人を配信対象としておくことが推奨されている。その結果、人の手での設定では思いもよらなかったようなターゲットや確度の高いユーザーへのアプローチができる。

 

・興味関心ターゲティング等、精度の高いターゲティングが可能

 Facebook例えば、結婚式場の集客であれば「同棲に興味がある人」「結婚指輪に興味がある人」等、結婚式場に興味を持ちそうな人に絞って広告配信を行うことができる。興味関心ターゲティングを組み合わせることにより、商品・サービスに関心を持つ可能性が高いユーザーへの認知を拡大しやすくなる。

 

デメリット

・Facebookに登録しているユーザーにしかアプローチできない

Facebook・Instagram上の配信面に広告が掲載されるため、当然Facebook・Instagramに登録していないユーザーにはアプローチすることができないため、機会損失が生じる可能性もある。

 

・定期的なクリエイティブ変更が必要

成果を維持するにはクリエイティブを定期的に新しいものに変更することが重要になってくる。その分の時間的コストや人員コストがかかる。

 

【Twitter広告】

配信面

・プロモアカウント

・プロモトレンド

・プロモツイート

 

可能なターゲティング

・年齢

・性別

・地域

・デバイス

・言語

・フォロワー

特定アカウントをフォローしている利用者および似た利用者にリーチできる。

 

・類似ユーザー

自身のアカウントのフォロワーに似た利用者にリーチできる。

 

・興味関心

300以上のカテゴリーリストから利用者の興味関心を選択してオーディエンスをターゲットできる。

 

・キーワード・絵文字

キーワードターゲティングを使って適切な瞬間・文脈で利用者にリーチできる。絵文字によるターゲティングも可能。

 

・映画とTV番組

リストから指定した映画・TV番組に関するツイートをしている利用者と、そのツイートを見ている利用者にリーチすることができる。プロモアカウントでは利用できないので注意が必要。

 

・イベント

リストから指定したイベントに関連するツイートをしている利用者と、そのツイートを見ている利用者にリーチすることができる。

 

・テイラードオーディエンス

自社のウェブサイト訪問者データやメールアドレス、モバイルIDを基に、特定のお客さまのみにリーチすることができる。

 

・会話トピック 

Twitter利用者が関心のある会話トピックを指定のリストから選択してターゲティング設定をすることができる。

 

・ツイートエンゲージャー

特定のツイートにエンゲージメントした利用者をターゲティングして、再度広告配信をすることができる。

 

メリット

・他の媒体ではできないターゲティングが可能

フォロワーターゲティングや映画とTV番組ターゲティングなど、他媒体ではできないようなターゲティングがあり、これらをうまく組み合わせることで、より確度の高いユーザーにアプローチすることができる。

 

・広告がリツイートされる分には費用が発生しない

出稿した広告はリツイートされても費用は発生しない。そのため、リツイートされればされるほど、お金をかけずに認知を広げることができる。

 

デメリット

・広告に対してマイナスイメージを持たれる可能性がある

媒体の特性上、一般のツイートの間に挟まる形で広告が配信されるため、広告感の強いクリエイティブだった場合、ユーザーに不快感を持たれる可能性がある。

 

・炎上した場合の火消しが難しい

万が一広告の内容で炎上してしまった場合、拡散力の強いTwitterでは鎮静化が難しくなってくる。クリエイティブ内容は慎重に、可能であれば広告代理店等のプロに相談することが望ましい。

 

【LINE広告】

配信面

・トークリスト

・LINE NEWS

・タイムライン

・ウォレット 等

参照:【公式】LINE広告|LINE for Business

https://www.linebiz.com/jp/service/line-ads/

可能なターゲティング

・年齢

・性別

・地域

・OS

・言語

・詳細ターゲティング(趣味・関心、行動、属性から選択・除外が可能)

 

メリット

・利用者数が8,600万人以上(日本の人口の68%以上)

日常に欠かせない連絡ツールとなっているLINEは、その利用者数も他SNS広告と比較して多い。他の媒体ではアプローチできないようなユーザーにLINE広告でアプローチが可能になる。

 

・to C商材と相性が良い

LINEはプライベートで使用される場面が多く、また、クーポン配布などの機能があるため、to C商材との相性が良く、獲得が期待できる。

 

デメリット

・to B商材との相性がよくない

逆に、プライベートで使うユーザーが多いため、to B商材の獲得を目的とする施策とは相性があまりよくない。ただ、認知を目的とした施策では使用する価値はある。

 

・広告審査がやや厳しい

LINE独自の審査基準で掲載不可能になる商材がある。下記フォームから、商材の掲載可否の事前審査ができるので、不安な場合は事前審査をおすすめしたい。

参照:【LINE広告(旧LINE Ads Platform)】掲載可否のみ

https://feedback.line.me/enquete/public/2725-8tspqecs

6.動画広告

動画広告とは、広告の配信面に動画で出稿できる広告である。You Tube、Twitter、Facebook、Instagram等様々な媒体の配信面が動画に対応している。自身がリーチしたい層、行いたいターゲティングによって出稿媒体を見極める必要がある。

 

メリット

・ユーザーの興味を引きやすい

静止画のバナーを使用するディスプレイ広告や文字で広告を出稿するリスティング広告と比較して、動画広告は動画・音楽・文字を組み合わせることができるため、ユーザーの興味を引きやすいといえる。

 

・視聴時間が30秒以下なら課金されない配信方法もある

例えば、You Tube広告の「スキッパブル広告」は、30秒以上再生されないと課金されない配信方法である。最初の30秒は認知段階のユーザー、それ以降は商材に興味のあるユーザーと、1つの動画で2つの検討段階のユーザーにアプローチが可能になる。

 

・より多くの情報を含めることができる

静止画のバナーに比べ、長尺で作成することができるため、より多くの情報を含めることができ、ユーザーに商品やサービスの魅力を存分に伝えることができる。

 

デメリット

・見られずスキップされてしまう可能性がある

自身を振り返ってみると、You Tubeの広告やストーリーズの広告は、特段興味のあるもの以外は見ずにスキップしてしまうことは少なくないのではないだろうか。配信を行ってもユーザーに見られずスキップされてしまう可能性があるのも動画広告である。

 

・クリエイティブの制作コストがかかる

クオリティを担保する必要性が高いため、静止画バナーと比較すると制作コストがかかってしまうという側面もある。また、動画素材の準備に時間や人員のコストがかかる。

 

7_メルマガ広告

メルマガ広告とはメールマガジン広告の略称で、利用者のメールアドレスに電子メールで配信される広告の事である。主に利用者が希望、許可した場合にのみ企業やサービスから配信される(新商品、イベント情報等)。テキスト形式、HTML形式が主流であり、後者であれば画像バナー等の掲載が可能である。HTML形式はメルマガ全体の見た目も良くなるメリットがあるが、受信側のウイルス対策ソフトによっては非表示となる可能性もある。

 

メリット

メルマガ広告の大きなメリットは配信の即効性が高いことである。メルマガが配信された日に多くのクリックを得られる可能性が高く、緊急性の高い訴求案件との相性も高いと考えられる。商材と配信対象との相性が良ければ、費用対効果の高い結果を得られることもある。

 

デメリット

広告を見てもらう為には利用者がメールを確認する必要があるのだが、利用者が対象メールマガジンを「迷惑メール」に受信する設定となっている場合も想定されるため、メルマガ発行者によって効果が大きく左右される可能性も考えられる。配信されるメールの件名、内容でもメール閲覧効果が左右されるため、1度の配信では効果が見えづらいという特徴もある。

 

8_純広告

WEB広告に携わっていると「純広告」という言葉を耳にする機会があるが、様々な広告種類が存在する中で「純広告」とは特定のWEB掲載メディアの広告枠買い取り掲載を行う総称とされている。大手メディアに多く、決まった枠で決められた期間、時間、表示回数、クリック回数、金額で掲載される場合が多い。純広告の内訳としても、テキスト広告、バナー広告、タイアップ広告、等、広告表示させる種類も多岐にわたる。よって純広告の料金も掲載方法によって大きく異なり、クリック数や表示回数に関係なく決まった期間広告表示させる「期間保証型」や、一定クリック数に到達するまで掲載される「クリック保証」等、掲載メニューによって変化する広告となっている。

 

メリット

決まった位置に掲載されるメニューも多い為、露出度、認知度UP効果など、ハイパフォーマンスを得られることが多い。また、一定量のユーザーを確保できる大手メディアに多い広告メニューとなっている為、潜在層へのアプローチ効果を狙える場合が多い。

 

デメリット

広告費用が高くなることも多い為、低コストでWEB広告を試してみたい場合には予算都合が合わない場合が多くなってしまう。また、費用対効果についても大きなリスクが発生する可能性もあるため、効果実績の無いランディングページでの掲載は控えた方が良い場合も多くなってしまう傾向がある。純広告については、クリエイティブ面、コンバージョン導線の確認など、これまでの実績を踏まえた上での掲載が望ましいだろう。しかし、その準備を整えた上での掲載であれば大きな見返りを得られる可能性が高いことも純広告の魅力と言える。

 

9_ネイティブアド広告

ネイティブアドとは、WEBサイト上の記事見出しや、検索結果に表示された商品と並ばせて、自然な形で溶け込ませる掲載方法の手法である。一見、閲覧中のサイト内「記事」と錯覚してしまう場合も多く、クリック後の内容を見て「なんだよ、広告かよ」となってしまう事もあるが、その逆に、表示された「見出し」とクリックした先のランディングページの内容次第では、コンバージョン確度も高く、自然な形で利用者に広告表示する事も可能なため、効果の高い広告露出手法の一つと言えるだろう。

メリット
記事だと思い込んだ利用者に「記事風商品紹介ページ(記事型ランディングページ)」を提供する、といった体裁を整えた場合、自然な形で商品・サービス紹介が出来るため、見出しに興味を持った利用者への商材紹介⇒コンバージョンまでの導線はランディングページの工夫次第で高い効果を得られる場合が多いと言える。

デメリット
メリットとデメリットの分かれ目となってしまうランディングページだが、見出しとの親和性が低いと、離脱されやすい傾向がある。例として、「時給1800円の夜勤アルバイトとは」との見出しで広告をクリックしてもらい、遷移先を下記とする。
① 「その雇用会社のコーポレートサイトがランディングページ」
② 「労働内容や働く仲間、労働時間マップ」等の仕事の内容をより細かく取り上げた記事風ランディングページ」
この2つを比較すると、どちらがコンバージョンに繋がりやすいか。通常、利用者は②の情報を求めている場合が多いと言えるが、①だった場合、目的の情報にたどり着くまでの導線や、情報不足へのストレスで離脱機会を与えてしまう可能性が高くなる。ネイティブアドについては、見出し、ランディングページの内容を作り込んだ場合に大きな効果が得られる場合が多い広告手法と言える。

 

10.求人情報検索広告

求人情報検索広告とは、言葉どおり、世の中の求人情報を検索できるサービスに求人情報を掲載する広告である。巷で有名な「Indeed」がもっとも知名度が高いサービスと言えるだろう。掲載方法はいくつか方法があり、Indeed等の掲載サービス側にログインし、マイページで求人情報を直接書き込む方法と、自社ホームページ内の求人情報掲載ページをIndeed等のサービス提供側に取り込んでもらう手法がある。利用者はキーワードを入力し、そのキーワードにマッチした求人が表示される流れとなるため、求人原稿に入力されているキーワードの充実度、マッチ度合が効果を高める一つの手法となっている。また、広告費はクリック単価制となっており、利用者が広告をクリックした事で費用が発生していく流れとなっている。

 

メリット

自社ホームページの採用情報ページ、自社採用ホームページの情報が掲載求人原稿となる為、採用情報が多い企業様でも、手軽に掲載をする事が可能。また、無料で掲載することも可能なため、自社採用ホームページを所持しているだけで広告露出できる事も大きなポイントとなっている。

 

デメリット

求人情報検索型のメディアは利用者が入力したキーワードに応じた求人情報を複数表示させる為、ライバルの求人原稿と常に並んで表示される事になる。よって、記載内容によっては利用者にクリックされない機会が増えることも考えられる。

例として2つの職種名を並べてみよう。

  • 事務
  • データ入力中心の営業事務アルバイトスタッフ

どちらが、コストパフォーマンスが高い効果を得られるか、で想定すると、①は事務仕事を探している人に「どんな業務内容かな?」とクリックを得られる機会はあるかもしれないが、内容次第で離脱機会が増える可能性が②よりも高い可能性がある。②については、クリックして欲しい人を絞った表現となっており、同じ費用を投下しても応募に繋がりやすいクリックを①よりも集めやすい可能性がある。

 

ウェブ広告の課金体系

WEB広告の課金体系は様々であり、大きく8つの課金体系に分かれている。

広告手法や広告配信の目的によって適した課金体系は異なる。

WEB広告料金体系

※参照元_リンクル

 

ウェブ広告でよく使われる用語

WEB広告業界には携わっていないとわからない広告関連ワードがたくさんあり、意味を理解していないと、うまく成果を分析できないといったことが起こってしまう可能性がある。今回はその中から、初心者でもこれだけは知っておきたいキーワードを厳選して下記に紹介する。

 

・Impression(インプレッション)

広告が表示された回数。「Imp」「imps」と略される場合もあり、WEB広告では「表示回数1,000回あたりの単価」をCPM(インプレッション単価)という。

 

・Click(クリック)

広告が実際にクリックされた回数。

 

・CTR(Click Through Rate)

クリック率。広告の表示回数のうちクリックされた割合を表す。クリック数÷インプレッション数=クリック率で計算される。

 

・CPC(Cost Per Click)

クリック単価。広告1クリックにかかった費用を表す。クリック課金型の広告で使われる指標であり、コスト(広告費)÷クリック数=クリック単価で計算される。

 

・CPM(Cost Per Mille)

広告の1000回表示あたりにかかった費用を表す。

 

・CV(コンバージョン)

広告によって得られた成果。商品購入や、資料請求や会員登録など、目的によって設定するCVは異なる。

 

・CVR(Conversion Rate)

コンバージョン率。広告からのアクセス数に対するコンバージョンの割合を表す。

 

・CPA(Cost Per Action)

コンバージョン単価。コンバージョン1件あたりに費やした費用を表す。

 

・ROAS(Return On Advertising Spend)

費用対効果のこと。広告に費やした費用から得られた売り上げを%で表したもの。

 

・ROI(Return On Investment)

投資収益率のこと。広告費(投資)に対して何%の利益が得られたかを計る指標。

 

◆まとめ

今回はWEB広告とはいったい何か?その他の媒体との比較、WEB広告の種類というとことを主に記載してきた。

WEB広告と一言で表しても様々な種類の手法が存在し、それぞれ課金形態や配信面、ターゲティング方法やメリット・デメリットが異なる。貴社のサービスや商品にはどの配信メニューが最適だろうか。冒頭でも記載したが、それぞれのサービスや商品ごとに適した配信メニューは異なる。また、一度配信を行ってからは微調整を行うことが難しいテレビCMなどと比較すると広告の運用には日々の時間と労力の注ぎ方が重要となってくる。日々成果を確認し、その都度改善を行っていく必要がある。例えば、成果の良いキーワードを見極めてそこに予算を投下することやニーズに合わない検索語句を除外すること、全媒体間の成果から成果の良い媒体に予算を投下すること、定期的に広告文やクリエイティブを改善することなど調整項目は山のようにある。「自社のサービスや商品がどの媒体が適しているのかわからない」「WEB広告が初めてで何から手を付ければよいかわからない」「WEB広告を運用する手間暇がない」そんなお悩みを抱えているご担当者様は是非、WEB広告運用のプロフェッショナル集団であるリンクルにWEB広告のご相談をしていただきたい。

 

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