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このコラムをご覧になっている方の中には、Facebook広告、Instagram広告を運用していたり、実際にユーザーとして使用していたりする方も多いのではないだろうか。広告を見ていると、1枚のバナー画像が流れてくる場合と、横にスクロールして複数枚のバナー画像を見られる広告があるのにお気づきいただけるだろう。この複数枚の広告を「カルーセル広告」と呼ぶ。カルーセル広告のポイントを抑えるだけで、ただバナー画像を複数枚並べた広告から、訴求ポイントがしっかりした広告へと変えることが可能になる。今回のコラムでは、カルーセル広告の概要と、カルーセル広告の活用方法3種をご紹介する。ぜひ広告出稿の際にお役立ていただきたい。
カルーセル広告とは、複数枚の画像(動画)とテキストを表示することができる広告である。リンクルが運用している代表的な媒体としては、Facebook、Instagram、スマートニュースなどでカルーセル広告を活用することが可能だ。カルーセル広告は、1枚のバナー画像よりも多くのイメージをユーザーに伝えることができるため、一般的にクリック率が高くなりやすい傾向がある。また、画像ごとに異なるCTA(Call to Action)ボタンを設置すること、異なるリンク先を設定することが可能だ。そのため、商品ごとにリンクするページを変えることができる。一方で、テキストは変更ができないため、複数バナーのどれに対しても当てはまるテキストを入れておくことをお勧めする。
カルーセル広告は複数のバナーを表示することができる広告手法だが、同じような訴求を繰り返す広告ではその効果は半減してしまうだろう。複数枚のメリットを存分に活用するために、商材によって以下の3種の活用方法を実施していただきたい。
ECサイトなど、複数の商品を扱っている場合、カタログのように商品を紹介する方法である。この活用方法では、1つの広告で1つの商品ではなく、複数の商品を紹介できるため、ユーザーの興味を幅広く拾えることが可能だ。また、商品に合わせてリンク先を変更すれば、気に入った商品をクリックしそのまま商品を購入するという流れを確立することができる。
この活用方法は、ユーザーが商品を購入すること(導入すること)でどのようなメリットがあるのか、どのような変化が起きるのかをストーリー仕立てで説明することができる。商材が、一般的になじみがなく、説明が難しい場合などに有効だ。例えば、この商材を活用すると、このような課題が解決でき、結果として業務がこれほど楽になるなどの説明ができる。ユーザーはバナーを自分事として読み進められるため、深く商材の理解ができる。
車や時計、靴など1つの商品だが、場所(部位)によって訴求したいポイントが異なる際にはこちらを活用していただきたい。例えば、1枚バナーで車の広告を配信する場合、バナー画像は車の画像にし、テキストに車の説明を入れることが考えられる。しかしながら、カルーセル広告を活用すれば、車の外装、内装、燃費、安全性などの特徴を1つずつ説明した広告を配信することが可能だ。
カルーセル広告の活用方法に迷った際には、ぜひ3つのどれかを参考にし、広告を作成していただきたい。
今回のコラムでは、カルーセル広告の特徴と3つの活用方法をご紹介した。複数枚の画像を表示できる広告だからこそ、戦略的に配信を行うことで1枚バナーよりも効率的に成果を出すことに繋がっていく可能性が高い。現在カルーセル広告を導入していない場合は、この機会にぜひお試しいただきたい。リンクルでは、Facebook、Instagram、スマートニュースなどの媒体においてカルーセル広告の提案、運用を行ってきた実績がある。運用だけでなく、バナー画像の提案、作成も可能だ。ご興味のある方は、ぜひ一度ご連絡いただきたい。
参照
FACEBOOK for Business カルーセル広告について
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