【Google広告】YouTube広告とリスティングの効果的な併用

YouTube広告とリスティング（検索広告）を併用する

Google広告のリスティング（検索広告）の際、多くの場合で指名検索と呼ばれるブランド名や社名での直接的な検索によるCVR（コンバージョン率）が高い結果になる。しかし、商品やサービスによっては、特に新規でスタートアップしたようなものでは、この指名検索での呼び込みが難しい。この指名検索を増やすのにYouTube広告は費用対効果が良いのである。では、どのようにすれば改善するかをご紹介しよう。

指名検索を増やすには

指名検索を増やすにはどうすれば良いか。一般的には「認知」を増やす必要がある。当たり前だが、まったく知らないワードで検索はされない。「認知」を増やすにはテレビCMを打てれば今の時代でも効果的ではある。しかしながら、高額な上に、費用対効果は以前ほど高くない。そこでオススメしたいのがYouTube広告である。YouTubeであれば費用を抑えながらもCMと同じような手法が使える。特に、コロナ禍で動画視聴が増え続けている今は効果的である。

認知を増やすYouTubeメニューは

YouTube広告で認知を増やせることは分かっても、広告メニューは複数ある。認知を増やすのに適切なYouTube広告を選ぶ必要があるが、中でも「バンパー広告」をオススメしたい。「バンパー広告」とは、6秒間のスキップ不可のインストリーム広告（YouTubeの動画再生時やディスプレイネットワーク上でユーザーが視聴する動画の冒頭などに表示される広告）で、リーチや頻度を増やし、ブランド認知度を高めることができる広告メニューである。
参照：バンパー広告を使った動画キャンペーンを作成する – Google 広告ヘルプ

バンパー広告のメリット

バンパー広告のメリットは、スキップ出来ないので普段は広告を飛ばしてしまうユーザーに見てもらうことができる点と、インプレッション単価の費用対効果が高い（TrueViewインストリームの広告視聴単価より25%～40%コストが抑えられる）ので、YouTubeの広告フォーマットの中で最も多くのユーザーにリーチできる。また、Googleの調査によると、「87% のバンパー広告キャンペーンで広告想起が大幅に上昇し、10件中6件のバンパー広告キャンペーンでブランド認知度が飛躍的に高まっている」のである。まさに、「認知」にうってつけの広告メニューと言える。
また、バンパー広告は「6秒」しか動画を流せない。だが、6秒と短いからこそクリエイティブが作りやすくなってくる。特に「認知」を拡大させたいのであれば、商品名やブランド名と打ち出す内容も限られるので短い方が圧倒的に作成しやすくコストも抑えられる。
参照：[ブログ記事] TrueView リーチの導入で、関心層へのリーチ拡大が可能に Posted by　Ali Miller – Video Ads プロダクトマネージャー ,Khushbu Rathi – Video Ads プロダクトマネージャー – Google 広告ヘルプコミュニティ

リスティング広告との併用

YouTube広告で認知訴求したあとは、リスティング（検索広告）での表示回数が増えて来ているかを確認する。思うように伸びていない場合は、ターゲティングを絞ることができる。具体的には、リスティング広告で使用している検索キーワードを使ってYouTube広告の「カスタムインテントオーディエンス」に使用するのである。これにより、限られた予算の中でもターゲットだけにYouTube広告を見せることが可能になる。

まとめ

Google広告のYouTube広告とリスティング（検索広告）の併用方法を説明したが、いかがであっただろうか。ただ、効果を出すとなると適切な設定や用意が必要である。リンクルでは、Google広告をはじめ、さまざまな媒体を使って非常に多くのクライアントの売上拡大に貢献してきた。プロフェッショナルな運用にご興味のある方はぜひ下記よりお問い合わせいただきたい。

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