【リスティング・SNS広告】ベンチマークとなる競合他社への対策として有効な広告手法とは？

競合他社に負けないプロモーションを行うコツとは？

自社のWEBプロモーションの設計を考える上で、ベンチマークとなる競合他社の動きやそれに対する対策は非常に重要な位置を占める。たとえば、検索広告などにおいては自社商材のメインキーワードにおいて上位掲載を行っている競合他社もいれば、SNS広告や記事広告などで広告配信を強めている競合もいると思われる。今回のコラムにおいては各広告媒体を活用し、どのようなアプローチで競合他社に有効な対策ができるかという部分について紹介させていただく。ぜひ日頃の広告運用の一助となれば幸いである。

a）検索広告

まず、GoogleやYahoo!などの検索広告についてご紹介する。基本となるのは、自社と競合に共通するメインキーワードにおいて上位掲載を行う方法である。競合他社が見込みユーザーを集客しているキーワードに、訴求の強い自社の広告を当てることで見込みの高いユーザーを自社サイトに集客することが可能となる。その際、競合他社と上位掲載の取り合いになることでクリック単価が上昇してしまい、費用対効果が悪くなるケースもあるため注意していただきたい。また、自社名キーワードを検索した際に競合他社の広告が配信されるケースがあるが、これはクリック単価の上昇につながるため出稿を控えてもらうよう競合に依頼するのも良いだろう。その際、自社においても競合名キーワードを除外設定しておくとトラブルになりづらいと思われる。逆に競合他社名のキーワード出稿については競合他社からクレームになるケースもあるため扱いには注意が必要である。

b) ディスプレイ広告

次にディスプレイ広告についてご紹介しよう。ディスプレイ広告で有効な手法としては競合他社名を検索したユーザーにアプローチできるYahoo!ディスプレイ広告のサーチキーワードターゲティングが挙げられる。競合他社名を検索しているユーザーは比較検討層である可能性が高いため、競合と差別化を図れるクリエイティブで訴求することで、ユーザーの目を競合から自社に向けることも可能だろう。また、Google広告においてもファインド広告ではサーチキーワードターゲティングの設定が可能であり、また、動画素材を活用できる場合はYouTube広告も効果的な手法であるのでぜひ試していただきたい。サーチキーワードターゲティングとは異なるが、Google広告においてカスタムインテントという手法がある。この手法は、競合他社名やサイトURLを指定することで競合他社に興味関心の高いユーザーをターゲティング可能であるので競合対策の1つとして有効である。

c）SNS広告

最後にSNS広告についてご紹介する。有効なターゲティングの1つとしてTwitter広告のキーワードターゲティングとハンドルターゲティングが挙げられる。キーワードターゲティングはそのキーワードを検索したユーザーにアプローチ可能であり、ハンドルターゲティングは指定したアカウントをフォローしたユーザーにアプローチ可能な手法である。競合名や競合他社のアカウントをターゲットすることで興味関心の高いユーザーへ広告配信できる。

まとめ

本コラムでは各広告媒体を活用し、どのようなアプローチで競合他社に対して対策できるかという部分についてご紹介した。競合他社に対する広告手法はさまざまあるため、自社の目的や競合の動きに合わせて最適な手法を選んでいっていただきたい。リンクルではさまざまな業界、業種における成功事例を多数蓄積しており、クライアントのビジネス目標に合わせて効果的なご提案をし、ビジネス目標の達成に数多く貢献してきた実績がある。リスティング広告やSNS広告をどのような設計にすれば良いか、どのように効果を改善できるかなどでお悩みの方はぜひ下記よりお問い合わせいただきたい。

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