Indeedの管理画面でも数値の比較が可能

毎月2億5,000万人のユニークビジターを記録している、求人情報特化型の検索エンジン「Indeed」。自社の求人募集に使用しており、日々の運用に悩まれている方もいらっしゃることと思われる。その要因の一つとして、「管理画面上で数値の比較がしにくい」と感じている方が多いのではないだろうか。筆者もその一人である。管理画面上の数値を比較するには、今までは比較したい期間ごとのデータをCSVデータにダウンロードし、必要な情報のみを抜き出して加工し、確認していた。一言でいえば手間である。今回は管理画面上で確認できる数値の比較機能を簡単に紹介するので、日々の運用の参考にしていただきたい。

アカウント全体の数値の比較が可能に

最近、管理画面にログインすると、「概要」タブの画面がデフォルトで表示されるようになったので、まずは確認してほしい。すぐに数値を確認したいと思い、求人タブや広告キャンペーンタブをクリックする方も多いとは思うが、いったん手を止めて画面をチェックいただきたい。期間が選択できるボックスがすぐ右下に表示されていることに気付かれることだろう。これこそがアカウントの数値を期間指定して比較できる画面である。まずはベースとなる期間を指定し、その後比較の対象としたい期間を指定することになる。カスタムで自由に指定することもできるし、前期間・先月・前四半期・昨年から選ぶことも可能である。デフォルトの期間は、当日を含む過去30日間となっているので、注意いただきたい。

※画像はIndeed管理画面より引用（赤枠は加工）

画面をスクロールすると、様々な項目を確認することができ、大きな分類は以下の３つになっている。

1.求人の概要

2.履歴書検索

3.ブランドのパフォーマンス

最も確認すべき数値は、「求人の概要」である。こちらはさらに下記の4つの項目で分類される。

1-1.応募者の絞り込みプロセス

総表示回数、クリック率、総クリック数の変化を確認できる項目となっている。こちらには無料掲載の数値も含まれるため注意が必要である。

※画像はIndeed管理画面より引用

1-2.スポンサー求人

費用の総額、スポンサー求人の総クリック数、クリック単価、スポンサー求人への応募総数、応募単価の変化を確認できる項目となっている。

※画像はIndeed管理画面より引用（赤枠は加工）

1-3.求人クリック数

棒グラフで期間ごとの無料掲載・有料掲載を、モバイル・PCに分けて確認できる項目となっている。グラフにマウスをドラッグすると、数値の内訳が表示される。

※画像はIndeed管理画面より引用

1-4.求人費用

使用された金額の推移を折れ線グラフで確認できる項目となっている。

※画像はIndeed管理画面より引用

判断すべきポイントは？

指標を簡単に説明してきたが、この中で最も確認していただきたい項目は「スポンサー求人」である。有料掲載を行った結果が反映されるので、運用上その数値の変化を把握することは非常に重要だからである。表示される数値の下には、比較対象に指定した期間との変化量が一目でわかるようになっている。変化量が大きい項目があれば、まずはその内容を確認いただき、運用上変更したポイントがあるかを振り返ってほしい。行った施策により結果が改善しているのであれば継続して実施する。改善されていないのであれば改善すべき点を再度考察し、さらなる改善策を実施するといったPDCAサイクルを回すための指標となるので、ぜひ参考にしていただきたい。ちなみに変化量を表す箇所はクリックすることができるように思えるが、筆者が確認した時点では何も反応しなかった。今後、より詳細な情報が得られる可能性が高いので、アップデートをお待ちいただきたい。

※画像はIndeed管理画面より引用（赤枠は加工）

まとめ

今回は、Indeedの管理画面において数値を比較できる機能を紹介させていただいた。この機能を有効的に活用し、貴社の人材採用の手助けになれば幸いである。リンクルではさまざまな業界、業種における成功事例を多数蓄積しており、クライアントのビジネス目標の達成に貢献してきた実績がある。WEB広告の成果が伸び悩んでいる、運用に手間がかかりすぎているなど、お悩みの方はぜひ下記よりお問い合わせいただきたい。

M.I.

【Indeed広告】アナリティクス画面の「概要」で数値を比較しよう

【Indeed広告】アナリティクス画面の「概要」で数値を比較しよう

Indeedの管理画面でも数値の比較が可能

アカウント全体の数値の比較が可能に

判断すべきポイントは？

まとめ

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