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このコラムをご覧の皆様は、Google広告のスマートディスプレイキャンペーンを活用されているであろうか。スマートディスプレイキャンペーンは、ユーザーの属性、配信先のプレースメント、サイトへの訪問履歴の有無、曜日時間帯等Google広告で取得できるあらゆるデータを駆使し、自動ターゲティングできる非常に優れた広告手法である。一方、スマートディスプレイキャンペーンを導入したもののなかなかインプレッションが安定しない、成果が出づらいといったご相談をいただくことも多い。そこで今回は、Googleが推奨している、スマートディスプレイキャンペーンの配信を安定させ、最大限に活用する方法についてご紹介したい。
まずスマートディスプレイキャンペーンをスタートするに当たり、目標のコンバージョン単価を設定する必要があるが、適切な設定額はどの程度なのであろうか。Googleの推奨としては、最もコンバージョンが獲得できているディスプレイキャンペーン(主にリマーケティングキャンペーンである場合が多い)の1.3~1.4倍程度のコンバージョン単価となっている。リマーケティングキャンペーンでは一度サイトに訪れたことのある見込み顧客ユーザーを中心に広告配信を実施するが、スマートディスプレイキャンペーンではサイトに訪れたことのない新規ユーザーにも広告が配信されるため、スマートディスプレイキャンペーンにおける配信量を確保するため、リマーケティングキャンペーンよりも高めに目標コンバージョン単価を設定する必要があるのである。
新規に作成したキャンペーンではこれまでの配信履歴がないため、少しでも使用できるデータ量を増やして置くことが重要である。他のキャンペーンにおいてこれまで多くのCVを獲得しているクリエイティブがあれば、それをそのままコピーして入稿することで、これまでの配信ヒストリーが一部引き継がれる。また、レスポンシブディスプレイ広告のテキストや画像を十分に設定しておくことも重要である。
適切な入札単価を設定し、十分な量のクリエイティブを入稿したら、次はじっと待つ段階に入る。スタート直後は機械学習がコンバージョン確度の高いユーザー属性や行動情報を学習するため、最低2週間程度は確保しておくと良いであろう。
スマートディスプレイキャンペーンの配信が徐々に安定し、他のキャンペーンのコンバージョン数に追いついてきたタイミングでディスプレイ広告の配信をスマートディスプレイキャンペーンに統一していくという選択肢も考えてみると良いであろう。この際、アカウント全体のコンバージョン数が一気に減少してしまわないよう、スマートディスプレイキャンペーン以外の目標コンバージョン単価を徐々に(Googleの推奨では1周間に10%程度)引き下げて行くようにしよう。
これは他のキャンペーンにも当てはまることであるが、予算制限がかかってしまうことにより機械学習の妨げとなるので、極力予算制限がかからないようにキャンペーン予算を設定しておくことが重要である。
今回はスマートディスプレイキャンペーンを最大限活用するための流れについてご紹介した。④の統一の項目については、必ずしも他のキャンペーンを停止させる必要はないが、試してみる価値はありそうだ。リンクルでは、Google広告のスマートディスプレイキャンペーンに限らず、各広告媒体のディスプレイ広告配信手法に精通している運用担当者が揃っている。プロフェッショナルによる広告運用にご興味のある方はぜひ下記よりお問い合わせいただきたい。
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