リスティングコラム
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リスティング広告を運用する際に、部分一致でキーワードを設定していると、ユーザーが検索したキーワードが登録キーワードと異なりほかの単語が含まれる場合にも広告が表示されることがある。このように広いユーザーに対して広告を表示させようとすると、どうしてもコンバージョンにはつながらない無駄なキーワードとマッチして広告が表示されてしまう場合がある。ターゲットしたいユーザー以外に広告が表示されてしまうと広告のクリック率は下がり、キーワードの品質スコアも下がってしまうので注意が必要である。このような場合に除外キーワード・対象外キーワードを設定することでターゲット以外のユーザーに対する広告の表示を防ぐことができる。自社の商材と関連性の少ないワードだけでなく、ネガティブワードも可能な限り登録しておくと良いだろう。今回は、無駄なインプレッションにつながる「除外キーワード」の選定方法・登録方法についてご紹介する。
実際にユーザーが検索したキーワードを確認するためには、Google AdWords、Yahoo!スポンサードサーチの管理画面からダウンロードできる「検索クエリーレポート」を確認すると良い。検索クエリーレポートは、実際にユーザーが検索して自社のサイトに流入してきたキーワードを確認することができるレポートである。確認する方法を下記に記載する。
キーワードタブを表示し、その配下にある検索語句タブをクリックする。
確認したい期間を設定し、レポートをダウンロードする。
レポートタブをクリックし、パフォーマンスレポート画面より「新規レポート作成」をクリックする。
検索クエリーレポートを選択し、確認したい期間・表示したい項目等を設定する。
特定のキャンペーンや広告グループに絞って抽出する場合も、この画面より設定する。
完成したレポートをダウンロードする。
実際に検索クエリーレポートから抽出した不要なキーワードは、Google AdWords、Yahoo!スポンサードサーチの各管理画面、もしくはEditorを用いて登録することが可能である。また、Google AdWordsでは、各キャンペーンに一つ一つ登録しなくても、任意の複数キャンペーンに一括で除外キーワードを登録する方法がある。下記にご紹介する。
管理画面の共有ライブラリより、「キャンペーンの除外キーワード」を選択する、
「+リスト」を選択する。
除外キーワードリストに自分が管理しやすい名前を入力し、キーワードボックスに1行1キーワードずつ、登録したいキーワードを入力し、保存をクリック。
キャンペーンの適用をクリックし、一括で登録したいキャンペーンを関連付ける。
一度リストを作成した後に追加したいワードが出てきたい場合は、リストを編集してキーワードを追加するだけで、関連付けている全キャンペーンに適用されるため管理がしやすいのでおすすめする。
今回は、検索クエリーレポートより不要なキーワードを登録する方法をご紹介した。上記で可能な限り登録すると良いと記載したが、登録する際は慎重に行わなければならない。除外キーワードを使いすぎたり、登録すべきマッチタイプを間違えると、広告を表示できるユーザー数が極端に減少してしまうためである。一度除外キーワードを登録したら、検索クエリーレポートやその他レポートを確認し、キーワードの品質の状態や、不要な検索クエリーの状態を継続して確認していくと良いだろう。リンクルではお客様の目的に寄り添い、効果の最大化を目指した運用を日々行っている。リスティングの様々な指標に熟知した者が担当する運用にご興味のある方は下記よりお問い合わせください。
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