【塾・教育事業者必見】塾・学校におけるリスティング広告で成果を出すコツとは？広告代理店の担当者が業界に特化したリスティング広告の手法についてご紹介

塾・学校におけるリスティング広告の運用のポイントとは？

このコラムをご覧になっている皆様の中には、塾・学校での集客のためにリスティング広告を活用している方もいらっしゃるのではないだろうか。塾や学校は競合他社も多いため、他の業界と比較しても、より戦略的に広告配信設計を行わなくては満足な成果を出すことが難しいと考えられる。しかし、塾や教育業界でリスティング広告を行うために有効な考え方や戦略というものは存在し、自社のターゲット層にしっかりアプローチすることで一定以上の効果を得ることが可能である。そこで、本コラムでは、塾・教育業界におけるリスティング広告での運用のテクニックについて代理店の経験やノウハウを生かしてご紹介させていただく。ぜひ皆様の一助となれば幸いである。

塾・教育業界でのリスティングTIPS

それでは早速、リスティング広告における運用のコツについて状況別に見ていきたいと思う。

１）特定の地域の塾・学校に集客を行いたい場合

まず、良くあるケースとして、自社が運営する塾（例えば、新宿校や名古屋校）や学校に集客をしたい場合を考えてみよう。この場合に重要なのは「地域」の設定であり、校舎の周辺に設定するということが基本である。ターゲットとするユーザーは近くの塾・学校で探していることが多く、「塾高校生」といったキーワードを配信する場合、エリアを絞ることで無駄打ちを減らすことが可能である。Google広告では市区町村単位の指定に加えて、特定の地点からの半径指定も可能であるため、例えば、校舎から半径5kmや周辺の駅から2kmといった指定も可能である。実際にどの地域から塾・学校に訪れているか（または、今後集客したいと考えているか）という実際の状況ベースを基に地域設定を行うことでさらに高い効果が望めるだろう。また、地域名の掛け合わせキーワードも重要な要素である。例えば新宿区の大学受験向けの塾に集客したい場合、「塾新宿」という広いキーワードよりは、「塾大学受験」「塾高校生」といったキーワードに「新宿、代々木、新大久保」など近くの駅名や地域名をキーワードに登録することで確度の高いユーザーを集客することが可能である。都市部と地方で考え方も変わっては来るが、車や電車で何分の地域までターゲットとするか考える必要がある。

2）ターゲットユーザーを絞り込んで集客を行いたい場合

次にターゲットユーザーを絞りこむ場合やその効果的な方法についてご紹介する。ターゲットユーザーとして、学生を直接ターゲティングする方法と親をターゲティングする方法があるが、そのターゲティング方法やクリエイティブを意識することで成果改善が可能である。学生をターゲティングする場合はリスティング広告に加えて、TwitterやFacebookといったSNS広告も有効である。これは塾というより、大学でのプロモーションにとって有効であり、興味関心ターゲティングやリターゲティングといった広告手法が効果的である。また、塾などでは親に対してアプローチする方法が効果的であり、年齢層などで配信の強弱をつけることも良いだろう。ただ、いったん広い年齢層で配信したのちに、実際のCVの状況で強弱をつけるという方法の方が確実であろう。親に対する広告では安心感が重要であるため、バナーなどのクリエイティブは注意する必要がある。

まとめ

今回は、塾・教育業界におけるリスティング広告の運用のコツについてご紹介した。この業界においては目的に応じたターゲティングや時期に応じたどのような広告施策を行っていくかが重要となってくる。リンクルではこれまでの運用実績や最新の手法を生かして、リスティング広告の成果改善を行ってきた例が数多く存在する。なかなか広告の成果が改善されない、現状の成果に満足が行かずにさらなる効果改善を望みたいとお悩みの方はぜひ下記よりお気軽にお問い合わせいただきたい。

K.T.