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「リスティング広告を出稿したいけど、どのような表現が広告文として使用できるのか分からない。」
このコラムをご覧の皆様の中には、このようにリスティング広告を出したいという意思があっても、広告の掲載条件が分からず配信まで至れていない、または、入稿したが、媒体の掲載基準に準拠できておらず、配信できないといった方が多いのではないだろうか。リスティング広告では、検索しているユーザーを守るために、法律や業界基準に準拠していない広告に関して、不承認として掲載ができない状態となる。特に、医薬品や健康食品、コスメなどの商材に関しては、「薬機法」と呼ばれる医薬品などの品質、有効性や安全性などを確保した法律に準拠する必要があり、これを知らない方にとっては、広告配信までが大変な道のりとなってしまう。そこで今回は、医薬品や健康食品など、薬機法に準拠する必要のある広告が満たすべき条件などのチェック項目をご紹介する。今回は薬事関係の審査が厳しいYahoo!プロモーション広告について特に取り上げてお話しする。第1回目は医薬品に関する掲載基準を取り上げる。是非、今後の広告配信の一助となれば幸いである。
まず薬機法を取り上げる前にその該当する商材「医薬品」とは何が該当するのか、お話しする。ここでいう医薬品とは、医師が処方する薬や薬局等で購入できるかぜ薬、胃腸薬、目薬等の市販薬のことを指す。これはあくまでも一例であり、GoogleとYahooで対象の基準が同じであるとは必ずしも言い切れないので注意が必要である。
これは厚生労働省から承認を受けていない医薬品の広告は掲載できないというものである。またこの場合、サイト上に「医薬品」の表示が必要となる。
厚生労働省によって承認を受ける前の医療機器の広告は掲載できない。ただし、法令上承認を必要としない医療機器は除かれる。
医薬品の効果効能は、明示的、暗示的を問わず、承認された範囲を超えて使用することができない。また、効果効能の一部を特に強調して特定疾病に専門に用いられるものであるかのような表現もユーザーに誤認を与えるため、使用できない。
医薬品の効果効能や安全性に関しては、それが確実であると保証するような表現の使用ができない。また、「一度使用したら手放せない」といったような暗示的な表現についても掲載ができないため、注意が必要である。
医薬品の安全性や効果効能について最大級の表現やそれと似たような表現に関しては他のものと比較できるものではないため、使用ができない。例えば、「これまでに無かった効き目」「風邪薬のエース」などの表現は使用ができない。
医師が自ら使用し、またはこれらの者の処方箋や指示などで使用する医薬品の場合、医薬関係者以外の一般人を対象とする広告は行ってはならないとされている。
例えば、「○○大学教授も勧める」や「○○の専門医もおすすめ」などの公認、推薦、選用しているなどの広告はできないとされている。これは世人の認識に相当の影響を与える公務所、学校などの団体が推奨することでユーザーに誤解を与える表現にならないように設定されている。
これは医薬品を懸賞などの景品として扱うことで、本来の薬としての役割から逸脱し、ユーザーに害を与えないことなどが理由として挙げられる。
ユーザーに心理的に恐怖や不安を与える表現の広告は掲載することができない。例えば、「○○なあなた、それは▲▲の病気です。」といった表現がこれに該当する。
要指導医薬品は対面による販売が義務付けられているため、ネット販売や電話販売などの広告またはそれらの販売をしているような誤解を与える表現の広告は掲載することができない。
医薬品の広告では購入者や使用者による効果効能に関する口コミやレビューを掲載することができない。例えば、「この薬で効果が出ました」などの表現がこれに該当する。効果効能ではなく、広告主に対する「対応が早い」や商品そのものの「飲みやすい」「安い」などの口コミに関しては掲載可能となっている。
消費者の同意なく、購入履歴や閲覧履歴の情報に基づき、自動的に医薬品のレコメンドをすることが禁止されている。例えば、通販サイトによく登場する「この商品を買った人はこの商品も購入してます」などの特定の医薬品の購入を勧める表現が禁止されている。
参照:1. 医薬品、医薬部外品、医療機器(Yahoo!プロモーション広告)
参照:ヘルスケア、医薬品(Google広告)
今回医薬品関連のリスティング広告を出稿する際に、注意するべき薬機法についてご紹介した。今回ご紹介したもの以外のサプリメントなどの健康食品などは若干内容が変わってくるため、こちらは別のコラムにてご紹介する。リンクルでは、審査の厳しい薬事・医療の広告出稿の経験とノウハウが十分に蓄積されている。現状の広告配信に満足できていない、成果が出やすい的確な表現のアドバイスがいただきたいなどの方は是非下記よりお問い合わせいただきたい。
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