【ビジネス拡大】リスティング広告で問い合わせ数を増加させるためには？代理店の運用担当者がコンバージョン獲得単価（CPA)を維持しながら成果を拡大する方法についてご紹介

【成果拡大】リスティング広告で問い合わせ数を増加させるためには？

このコラムをご覧になっている皆様の中には、すでにリスティング広告を行っている、または、代理店などに運用を依頼している方も多いのではないだろうか。リスティング広告配信を行う中で、コンバージョン獲得単価（CPA)良くコンバージョンを獲得することはもちろん重要ではあるが、時には、予算を拡大してコンバージョン数を増加させることが求められることもあるだろう。しかし、ただ単純にクリック単価を上げるだけでは、獲得効率良くコンバージョンを得ることができず、せっかく増やした予算が無駄になってしまう場合もある。そこで今回は予算を拡大してコンバージョン数を獲得する際に、効率的にコンバージョンを獲得するための手法についてご紹介する。

1．配信エリアを拡大する

まずはシンプルではあるが、配信地域を拡大するという方法である。BtoB向けの商材・サービスを取り扱っている方は東京や大阪をターゲットにしている場合も多いと思われるが、地方都市（仙台、名古屋、福岡）や首都圏（神奈川、千葉、埼玉）なども相性が良いことが多いため、ぜひ検討してみていただきたい。また、全国展開や多店舗展開しているサービスの方は、最寄りの駅名だけではなく、近くの地域名や周辺駅名を登録することでよりターゲットユーザーを広げることが可能である。

2．キーワードを追加する

次に有効な手法として挙げられるのは、キーワードを追加することでより広いユーザーに広告を掲載する方法である。しかし、ただ単純にキーワードを追加するだけでは精度を落としてしまうため、現在のキーワードに反応した検索語句より有効なキーワードを探して追加することが有効である。また、動的検索広告（GoogleではDSA、YahooではDAS）を用いることで、ランディングページの情報を基に関連性の高い検索語句に自動的に反応させることができるため、効率的に配信量の拡大を行いたい方はぜひ試してみていただきたい。

3．配信面を増加させる

最後に配信枠を広げるという手法が挙げられる。例えば、リマーケティング広告の成果が良い場合はGoogleのみで行っている場合は、YahooやFacebook、Twitter、LINEといったSNS広告などでリマーケティング広告を行うことでより多くの接点で見込みユーザーを刈り取ることが可能である。ToB向けの場合はFacebook広告が有効であり、ToC向けの場合はTwitter広告、LINE広告が有効なことが多いため、商材に応じた広告を選択することも重要である。また、動的リマーケティング広告というユーザーが訪れたページに合わせてリマーケティングを行う手法を用いることで、より獲得効率よくコンバージョンを得ることも多いため、ECサイトや求人案件ではぜひ活用してみていただきたい。検索広告とディスプレイ広告のみを行っている場合はショッピング広告や動画広告など別の広告手法を行うことでより広い枠で広告掲載が可能であるため、より見込みユーザーへの広告配信の機会拡大を行うことが可能である。

まとめ

今回は予算を拡大してコンバージョン数を獲得する際に、効率的にコンバージョンを獲得するための手法についてご紹介した。予算を拡大させて事業を拡大させる際に、コンバージョン獲得単価（CPA）を維持した状態でコンバージョンを獲得することはリスティング広告運用の中でも難しく、しっかり方針を決めて取り組まなくては良い成果が得られないものである。リンクルでは、各業界に特化した運用のスペシャリストが常にお客様のアカウントの状況をウォッチし、配信状況に異変があれば改善の手を加える体制を整えている。きめ細かいWeb広告運用にご興味のある方はぜひ下記よりお問合せいただきたい。

K.T.