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このコラムをご覧になっている皆様の中には、今年度から新しい部門に配属され、Google広告やYahoo広告といったリスティング広告を初めて運用することになった方も多いのではないだろうか。リスティング広告は見なければいけない項目が多く、いきなり自分1人で運用を行うのは難しい広告配信手法ではあるものの、いくつかのコツを押さえれば、ある程度調整を行えるようになることは可能である。そこで本コラムにおいては、リスティング広告を初めて行う方に向けて、どこに注意して運用を行っていけば良いかについてご紹介させていただく。ぜひ皆様の一助となれば幸いである。
それでは早速、初めてリスティング広告を行う際に注意すべきポイントについてご紹介していく。
まず重要なのは広告配信に使える予算をしっかり意識して配信を行うことである。一般的には月の広告予算が決まっていることが多く、その予算を基に日予算を割り出し、予算設定することが重要である。例えば、月の予算が30万円の場合、日当たりの予算は1万円のため、キャンペーン全体の予算は1万2000円ほどに設定しておくと良い。なぜ1万円ちょうどにしないかというと、広告配信は日によって検索ボリュームが異なるため、通常より配信量が増加した際に広告の機会損失を防げるためである。例えば、ちょうど1万円に設定してしまうと、18時頃で広告配信が止まってしまう日などが発生し、その時間以降のユーザーの問い合わせをする機会を失ってしまうのである。
次に、広告の成果を出す上で一番重要であるのは実際にどのように広告が配信されているかを確認することである。自社の商材やサービスのメインとなる検索語句を実際の検索画面から入力し、自社の広告が表示されるか確認してみると良いだろう。一つの基準としては、広告が検索結果画面の1ページ目上部にあるかどうかを確認することが挙げられる。自然検索結果のページよりも上側に掲載できる広告枠に配信を行うことでリスティング広告のメリットを最大限に生かせるため、ぜひこれを一つの基準として意識してみていただきたい。目的の検索語句で広告が表示されない場合は、そのキーワードが登録されているかどうか確認することや、上限入札単価が低すぎないかを確認することが重要である。また、広告の審査に抵触しているといった理由も考えられるため、もし原因がわからない場合はGoogleやYahooなどの媒体のサポートセンターに問い合わせてみると良いだろう。夕方や夜に配信されていない理由としては1日の予算が上限に達しており、広告掲載が制限されていることも考えられるので、1)を意識して予算設定してみていただきたい。
今回は、Google広告やYahoo広告などのリスティング広告を初めて行う方に向けて、リスティング広告運用のコツについてご紹介した。重要なのは、自分の意図通りの配信ができているかを実際の検索画面で確認しながら配信を行っていくことと、何かしらの調整を加えた際にその操作がどのような影響を与えたかについて追っていくことである。リンクルではこれまでの運用実績や最新の手法を生かして、リスティング広告の成果改善を行ってきた例が数多く存在する。なかなか広告の成果が改善されない、現状の成果に満足が行かずにさらなる効果改善を望みたいとお悩みの方はぜひ下記よりお気軽にお問い合わせいただきたい。
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