リスティングコラム
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リスティング広告は、「種を蒔いて育てる広告」と言われるが、上手に育てていくためには逐次目をかけてあげる必要がある。今回は、「目をかけて育てているつもりでも、つい見落としがちになっている対応」がないか、ポイント別にいくつかご紹介するので、運用しているリスティング広告を見直してより成果を出すための肥やしにしていただきたい。
部分一致でキーワードを設定していると、コンバージョンには到底繋がらないような無関係なキーワードとマッチしてしまうことがある。例えば、洋服ブランドの「BOSS」というキーワードを部分一致で設定していた場合、「BOSS」というサントリーの缶コーヒーの名前で検索した時にも広告が表示されてしまう。つまり、ターゲットのユーザー以外に広告が表示されるとクリック率が下がるのでメリットは少ない。こんな時は、「除外キーワード(対象外キーワード)」を設定して広告の表示を制限しよう。「缶コーヒー」「サントリー」などを設定することで広告を出したくないユーザーに対して広告は表示されなくなる。
ユーザーは、リスティング広告経由でランディングページに移っても、無意識に検索キーワードの文字列を探しているものなので、キーワードがランディングページですぐに見つからないと、離脱してしまう可能性が高い。リスティング広告においては、複数のキーワードを同じランディングページに誘導することが多いが、それらに共通したメインワードをランディングページの見出しに用いれば、ユーザーに安心感を与えられるので離脱を防ぐことが出来る。
パフォーマンスの悪いキーワードには、「広告テキストとの関連性が低い」、「他社広告に比べてインパクトが弱い」、「掲載順位が低い」など原因があるが、関連性の高いテキストに変更したり、他社との差別化を図ったり、複数の広告でテストを行うなど、対策を打ち再度検証することが重要である。
スモールワードには、いわゆるキーワードの単語数が多いタイプや名称として知名度が低い単語などがある。こういった通常検索対象とされないような単語がいきなり検索されるようになる要因として大きいのが、テレビの影響である。テレビでの露出と自社の商品・サービスがうまくユーザーのニーズと合致すれば、棚からぼた餅のような売上を得るかもしれないし、いたずらにクリックだけ増えて少なくない損失を出してしまうこともある。従って、スモールワードに限らないが自社サイトの売上に繋がりそうなトピックに対するアンテナを強化し、短いスパンでパフォーマンスをチェックすることが大切である。
広告効果は日々変動し、初めの頃はどれくらいの数値がよくどれくらいの数値が悪いのかという判断に悩むかもしれないが、経験が感覚値を養い、基準が作られていくものである。今回は、リスティング広告の見直しポイントについてご紹介した。リスティング広告の運用改善できる点があれば幸いである。正規代理店のリンクルは、クライアント様が抱える商材・サービスをより良い形でユーザーにアプローチする方法を熟知しており、あらゆる角度から広告効果を比較検討し、お客様の目的に寄り添い効果の最大化を実現させる運用を日々行っている。上記の内容はもちろんのこと、効果改善策を熟知した者が担当する運用代行にご興味のある方は、リンクルにお問い合わせ下さい。
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