リスティング広告に必要なキーワードや広告文は登録したけど、広告が表示されない。そんなときに確認すべき各項目についてご紹介！

リスティング広告が表示されない、そんな事態を救う4つの項目についてご紹介

このコラムをご覧の皆さんの多くが現在リスティング広告を出稿しているのではないだろうか。実際にリスティング広告を配信する上で、キーワード、広告文の設定は必要不可欠であるが、このキーワードと広告文の設定は一歩間違うと検索しても広告が表示されない、などということも起こり得る。そこで今回は、リスティング広告の設定はできているけど広告が配信されなかった時に確認が必要な項目について4つご紹介する。是非、日頃の広告運用の一助となれば幸いである。

広告が表示されないのには理由がある。その基本的な4つの確認項目をご紹介

①登録しているキーワードがニッチ過ぎないか

実際にキーワードを登録していてもユーザーがなかなか検索しないニッチなキーワードのみを登録していては、広告は表示されない。リスティング広告はまず、ユーザーがそのキーワードに関連する語句の検索行動を行ってはじめて広告が表示される機会を得る。そのため、ニッチなキーワードを登録していては、ユーザーに検索されることなく、広告も表示されない。実際にGoogle広告では、そういった検索される機会の少ないキーワードに対しては、管理画面上でキーワードの横に「検索ボリュームが少ない」と表示される。こう表記されているキーワードばかりと言う方は、是非、キーワードの登録を見直して頂きたい。

②キーワードの品質は十分に高められているか

キーワードには、品質スコアと呼ばれるものが存在する。品質スコアとは、そのキーワードの推定クリック率、キーワードと広告文の関連性、ランディングページの利便性などを基に数値化されている。実際にこの品質スコアが低すぎる場合は、自社の広告よりも競合他社の広告の方が表示される機会が多くなるため、注意が必要である。この指標もGoogle広告では、管理画面上で確認することができ、登録しているキーワードの横に「ほとんど表示されていない（品質スコアが低い）」と記されているキーワードに関しては、この品質スコアの改善が必要である。先程挙げた品質スコアを決める4つの指標の中でも、キーワードと広告文の関連性はすぐに改善することが可能であり、広告文のタイトル部分にそのキーワードを含ませることで、キーワードと広告文の関連性が高いと媒体側が判断し、品質スコアが向上することもあるため、まずは、広告文を修正するところから始めると良いだろう。

③各キーワードに適切な入札価格を設定しているか

リスティング広告では、各キーワードによって適切な入札価格は異なってくる。10円で多く広告を表示できるキーワードもあれば、広告を表示するために数千円必要なキーワードも存在する。これらのキーワードを一緒に考えていると入札価格が数千円が適切なキーワードの入札価格が足りていないなどということもあるため注意が必要である。このようなキーワードに対してGoogle広告では、「入札単価（1ページ目）を下回る（￥〇〇〇）」と表示されるため、この記載が出てきた場合には、入札価格を上げると更に広告が表示されることがあるため、活用していただきたい。ただし、この「入札単価（1ページ目）を下回る（￥〇〇〇）」の表記があるからといって、全く1ページ目に広告が表示されないということではなく、競合他社の配信状況などによっては広告が表示されるため、一つの指標として参考にしていただきたい。

④広告が媒体の審査で承認されているか

リスティング広告では広告を配信できる状態にするためには、GoogleやYahooといった媒体による審査に承認される必要がある。広告文や広告のリンク先、キーワード等の審査があり、入稿すると同時にステータスが審査中になります。この審査で広告やキーワードが承認されなかった場合、広告が配信されないので注意が必要である。

まとめ

今回、リスティング広告に必要なキーワードと広告文を登録しているのに広告が表示されないという場合に確認すべき項目についてご紹介した。今回ご紹介した項目は基本的な項目であり、まずは捉えておくべき視点となっている。今回ご紹介した項目をまずは確認し、それでも成果が改善されない場合は、是非、下記よりお問い合わせ頂きたい。リンクルではこれまでの運用実績を基に成果を改善してきた例が数多く存在する。なかなか広告の成果が改善されない、現状の成果に満足が行かずにさらなる効果改善、事業拡大を望みたいとお悩みの方はぜひ下記よりお気軽にお問い合わせいただきたい。

S.T.