リスティング広告における、「成果のあがる」広告文とは?
今現在リスティング広告を運用している皆さんは「広告文」にこだわって実際の運用ができているだろうか。そもそも広告とは、どのようなユーザーに見せるかという「ターゲティング」と、どのように見せるかという「広告文」の要素から成立するため、きちんとした広告文を作成するかどうかで成果に大きく関わってくる。今回はそんな広告文の作成方法について述べる。広告文でお悩みの方、また成果がなかなか上がらずお困りの方の一助となれば幸いである。
成果のあがる広告文作成のコツ
では、成果のあがる広告文にはどのような要素が含まれているのか。下記にいくつかその条件をあげるので参考にしていただけると幸いである。
①その広告文はサービス内容がしっかりわかるか?
これは基本的な内容であるが、非常に重要な内容である。広告文を読んだ時にどういったサービスなのか、というのがわからないとそもそも誤ったクリックを集め、費用対効果の悪化につながる。だが、ここで一つ気をつけて欲しいのが、ディスプレイ広告でとにかくクリックを集めることが目標の際は、作成方法がことなってくるので、そこは注意が必要だ。
②広告文のボールディング(太字化)はきちんと行われているか?
ユーザーが検索したワードを広告文内に含むと、それだけでクリック率は大幅に上がる。クリック率をあげると、キーワードにおける品質スコアの改善につながる。工数は確かにかかる場合もあるが、このボールディングを徹底することで成果改善の一要因となる。
③ユーザーにメリットが伝わりやすい広告になっているか?
ここまでの①、②に関しては作業的にすぐできることなので実装して欲しい。ここからは+アルファの部分となる。表現の一つ一つが、ユーザーにとってメリットになっているか。実際に検索して競合の広告と並んだ時にクリックされやすい広告になっているかが重要になってくる。自らが想定するキーワードで検索した時にクリックしたくなるかを考えて広告文を作成しよう。そのためには実際に検索してその競合に負けないような広告文を作成するようにしよう。
④【応用編】広告文でユーザーを切り分ける。
①から③も完璧…こうなると、なかなかよい広告文が出来上がっているのではないかと思う。ここでは最後に応用的な部分に関して紹介する。例えば商品単価が高く、個人に対してではなくToB向けのビジネスを展開しているとしよう。そうなると、安さ重視の広告文は個人からの問い合わせを集めてしまう可能性がある。ここであえて金額を50万円から、という文言を入れることでクリック率は下がるかもしれないがより確度の高い、こちらが想定しているユーザーに対しての配信が可能となる。これはクリック率が下がってしまい、品質スコアも下がるかもしれない一つの要因だが、これを行うことでより質の高いユーザーからのクリックを集めることができるし、そういったユーザーをリマーケティングにて集めることで成果改善につながりうる。この施策はある程度慎重にならなければならないが、考慮すべき施策である。
広告文に徹底的にこだわって成果改善しよう!
今回のコラムでは、効果的な広告文作成の方法についてご紹介したがいかがだっただろうか。リスティング広告ではターゲティングはもちろんだが、そのクリエイティブによっても成果は大きく変わってくる。そういったことを熟知した運用者がリンクルには在籍しており、以前よりも確度の高いユーザーが集まるようになった、クリック率も改善した、と喜びの声をいただくことも多い。リスティング広告のプロが作成する広告文に興味のある方は下記よりお問い合わせください。
N.H
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