【速報】Google AdWords新機能リリース！キャンペーングループを有効活用して、目標を適切に設定、トラッキングし、リスティングで効果改善をしよう。

はじめに

2016年9月6日、Google AdWordsで【キャンペーングループ】と【成果目標】がリリースされた。今回のコラムではその概要と実際の設定方法についてご紹介しよう。まず、運用者は共通のキャンペーングループを設定することで、同様のパフォーマンス指標を持つキャンペーンについて、まとめてパフォーマンスの確認が出来るし、その一方でキャンペーン毎に追う指標が異なる場合には、別々にキャンペーングループを設定することでパフォーマンスの確認を行える機能である。これまで多くの運用者がGoogle AdWordsのレポート機能やダウンロード、ラベル機能を活用することで各指標の確認とそれに対するリアクション施策を講じてきていたと思われる。そうした状況下、今回ご紹介するキャンペーングループ機能を設定することで、特により複雑な構成のアカウントの運用を行う際にその管理や効果改善に一役買う素敵な機能である。リンクルに広告の運用代行をお任せいただくお客様の中にも、これまで追う指標があまりにも多すぎて（各指標ごとの優先順位をどのように付与するべきなのか良く分からず）、どこの何を目印にして運用していけば良いのか分からないといったご意見を頂くことが非常に多い。そこで今回のコラムではそうした方々にとって、アカウントの効果改善を図るための手法の一つとして、少しでもお役に立てると嬉しい。

各種設定方法

では、具体的な設定方法について軽くご紹介しよう。

①キャンペーングループを選択
②赤色[+キャンペーングループ]をクリック
③キャンペーングループ名を入力、キャンペーングループに含めるキャンペーンを選択
※検索、ショッピング、ディスプレイ、動画から組み合わせ自由
④「クリック数」or「コンバージョン」を成果目標から選択
※必要な場合は期間を入力。

ここで設定した成果目標に関して、目標達成に向けて実際の数値がどのように進捗しているのかの目安が、（順調）（注意が必要）という2種類のステータスで表示されるためこれを一つ目安に新たな施策を講じるなり、成果目標の数値や軸を変更していく。
※既に設定期間を過ぎたキャンペーングループについては、目標を達成したか否かが表示される。

以下にリンク先を付随するので、ぜひ参考にして頂ければ幸いである。

最後に

今回のコラムでは2016年9月6日にGoogle AdWordsでリリースされた【キャンペーングループ】と【成果目標】という新機能について、その概要と実際の設定方法をご紹介した。特に、複雑な構造を持つアカウントの効果改善を目指す場合は、こうした簡易的に目標指標を確認することが出来るような工夫が非常に重要である。運用型広告の代表であるリスティング広告において、各アカウント内の構造を適切に把握した上で、それぞれの追うべき指標を正しく認識し、確認からリアクションまでのフローを如何に確立できているか、がその成果の分かれ道となるといっても過言ではない。ぜひともこうした新たな機能のリリースに面食らうことなく、本当の意味での目的を明確に持ちつつ、成果の向上を目指して欲しいと思う。リンクルは運用特化型の広告代理店として、広告の費用対効果の更なる改善を目指す体制を構築している。今回のコラムで取り上げたような新機能に関しても、常にアンテナを張り、効果改善のために必要なものは随時アップデートを行っている。上記の内容にご興味ある方は下記よりお問い合わせください。

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