DSP（デマンドサイドプラットフォーム）について
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DSPとは、複数のアドエクスチェンジやネットワークを一元管理する広告配信のプラットフォームのことを指し、広告主様は、これを利用することにより、多くのアドエクスチェンジやアドネットワークに一括で広告配信することが出来るようになる。一言で示すならば、「広告主様の広告効果をMAXにするための仕組み」と覚えておきたい。今回は、そんなDSPの流れに触れた後、複数のDSPを取り扱い広告効果の最大化を目的とした運用しているリンクルから、いくつかピックアップして各DSPの特徴をご紹介したい。
1996年Yahoo! JAPANのサービス開始を皮切りに1990年後半WEBサイト・WEBサービスが急増。2000年広告枠をカテゴライズしてまとめるアドネットワークが登場し、2005年クッキー機能の発達により、ターゲティング広告が進化する。2011年、アドエクスチェンジという広告枠の取引市場化やリアルタイムで広告オークションを行うRTB（リアルタイムビディング）の登場により、WEB広告の市場がより活性化する。広告主様が自社の商材・サービスを適切なユーザーに広告配信するには、膨大となり過ぎたデータをシステマティックに管理し、入札調整するDSPの存在が必然的に必要だった。
という風に、多くなりすぎたデータを一元的に管理するシステムが今のDSPとなる。次に、各DSPの特徴をご紹介する。
・レコメンドに特化している。
・売上最大化サイクルによるCPAの改善が可能。
・学習能力がある。
・Yahoo!と協業しており、Yahoo!の広告枠に広告配信できる。
・採用条件として月間4万ユニークユーザーのセッションが必要となる。
・獲得向きでCVが見込める。
・ページごとのCV数を計れる。
・CMと連動できる。
・iOSのリタゲができる。
・国内最大規模の売上シェアを誇る国産DSP。
・CCC（カルチュア・コンビニエンス・クラブ）のデータが使える（カート情報など）。
・サーチターゲティングのリストが使える。
・KDDIのデータを活用できる（ゲームの課金状況など）。
・天気情報ターゲティング
・BtoBターゲティング
・国内EC最大級規模の楽天会員データ、閲覧履歴を活用できる。
・年収ターゲティング
・Facebookのタイムラインに配信可能
・アドワーズに設定したリマーケティングリストをそのまま使える。
・ターゲティングできる項目が多種で広い。
・リッチメディアの配信可能
・SNS対応可。
今回は、数多くあるDSPの一部を紹介させて頂いたが、DSPによってそれぞれの特徴があり、得意とする広告分野やデバイスがある。一ユーザーとしてネット検索を行うとたちまち多くの情報が溢れ出てきて選ぶに選べないというのは、昨今に見られる状況ではあるが、広告主様側としても「沢山ある中で、自社の業界、商品サービスにあったDSPはどれだろう」、「このDSPで広告配信してみたいけれど、合ってるかな」といった悩みはつきものである。そもそも、アドエクスチェンジやアドネットワークを手動で運用するのと、DSPで利用料を払いプログラマティックに運用するのとを比較し、どちらが効果が高くなるか比べる必要もあるため、広告主様の作業は尽きない。リンクルでは、一括して広告効果の最大化に適した提案を行うことができるので、ぜひお任せしていただきたいものである。効果改善に関するお問い合わせは、下記よりお進みください。
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