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このコラムをご覧の皆様は、インプレッション(広告の表示回数)や掲載順位など、「他の数値がこれと言って悪化しているというわけではないのにも関わらずLPや自社サイトへの流入が減ってきた」という事態に陥った際に、どういった対策を立てられるだろうか。いくつかの手段が考えられるが、クリエイティブの追加や変更を試みるというのも一つの手である。その中で、ぜひ活用していただきたいのが動的テキスト広告だ。動的テキスト広告は、条件に応じて自動的に文章が切り替えられるので、よりユーザーの検索行動が意図するニーズにマッチする形で表示させることができるというメリットがある(参考:動的テキストを含むテキスト広告の作成)。上手く使うことができればクリック率向上の一助となるため、ぜひとも広告運用に活かしていきたい機能である。そこで今回は、動的テキストの詳細についてご紹介する。是非日頃の広告運用の参考にしていただければ幸いである。
それでは、動的テキスト広告の具体的な機能について見ていくことにしよう。
「セール終了まであと〇日」などといった広告文の「あと〇日」の部分を、1日経つごとに自動的に変更してくれるのがこのカウントダウン機能だ。オンライン・オフライン問わず小売系の広告主と非常に相性が良く、まさに期間限定で終了日までのカウントダウンが伴うセールやイベント等の告知などにはうってつけの機能だと言えよう。一般的に日本人は期間限定系の訴求に弱いと言われているため、効果的なクリエイティブを作りやすいのではないだろうか。
広告カスタマイザでは、ユーザーが使用している端末や場所、時間帯などに合わせて事前に設定したパターンに基づき広告文を自動的にカスタマイズする機能である。例えば、ユーザーの所在地に合わせて、「◯◯県限定」やユーザーがPCを使用していた際には「PCのみの限定特価」などユーザーに特別感を感じさせる広告文を掲載することが出来る。
自動挿入を用いると、字数制限に抵触しない限りユーザーが検索した語句をそのまま広告文に挿入したかたちで表示させることが出来る。広告文のテキストのうち、検索された語句と合致する部分については太字で表示されるため、ユーザーの目を引くことができるのが大きなメリットである。また、ユーザーは検索語句と関連性の高いページを探しているため、興味関心を掻き立てるだけでなく、クリック率の向上に役立てることができる。そういった意味でも検索語句とテキスト広告の文章の一部に同じものが使われているのは非常に大きな意義があると言えるだろう。
IF関数を用いて、設定した条件が満たされた際に特定のメッセージを広告文内に挿入する機能である。逆に、条件が満たされない場合はデフォルト設定の広告文が表示される機能となっている。このIF関数を用いた広告文は検索ネットワークでのみ使用することができ、この機能を活用することで、狙ったユーザーに対して特別な広告文を掲載させることが出来るため、クリック率を高めることが出来る。
今回は動的テキスト広告を用いた広告文の作成についてご紹介した。広告文を追加・変更する際に動的テキストを用いることにより、クリックが増えたり運用がしやすくなったりという利点があるので、ぜひ検討してみてはいかがだろうか。なお、リンクルには動的テキストも含めリスティング広告の運用のノウハウを持ったメンバーが多数在籍している。広告の効果が出ずお困りの方は是非一度下記よりお問い合わせ頂きたい。
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