ディスプレイ広告で流入数を集めたいときに効果的な媒体とは？GoogleとYahooで比較してみた

流入数を集めたいときに役立つディスプレイ広告

皆さんはWEBでとにかく流入数を集めたいと思われる場合にどんなことを考えられるだろうか。よく利用されると考えられるのが、著者の主観ではあるが、テレビや新聞と同じような形態である、とある流入数が非常に多いメディアに記事を出して認知を図る記事広告や見たことがある方も多いと思われるYahoo Japanのトップページに大きな広告を出すYahoo! JAPAN　トップインパクトなどではないだろうか。これらの施策は確かにターゲティングを指定せず、多くの流入数を得ることができる施策であるが、費用対効果が未知数である。さらに記事広告ならターゲティングをメディアによってある程度は絞れるもののほとんどの場合、ターゲティングはないに等しいのではないだろうか。たいていの場合少し、たとえば年齢ぐらいはターゲット層が決まっている場合が多いので、これらの広告はターゲット層以外にも出すこととなってしまう。著者が思うにある特定の年齢層の人を大量に集めたいと思う場合に非常に効果的であると考えられるのがディスプレイ広告である。Googleディスプレイ広告（GDN）やYahooディスプレイ広告(YDN)は年齢層を絞って幅広いサイトの広告枠に広告を出すことができかつ広告をクリックしたときにのみ費用が発生するクリック課金型の広告を選択できるためにある程度その広告に対して関心のあるユーザーに対してだけ費用が発生するという点で非常に優れていると考えられる。今回はとりあえずDSPなどは無視してGDNとYDNだけに絞って著者の主観で特徴をまとめてみる。

GDNとYDNの特徴とは

ではGDNとYDNの特徴はなんだろうか。今回は簡単のためにリーチ層とクリック単価の二軸で比較してみる。まずリーチ層で比較してみるといろいろ差はあるが、最も大きな差はYDNはYahoo自社媒体に枠を持っていることだろう。実際にリンクルでお手伝いしているクライアント様のYDNのプレースメントを見てもYahoo自社媒体に掲載されている確率が非常に多い。これは非常に大きな特徴であると考えられ、Yahooをよく見ていると思われる年齢層や関心層をターゲットしたい場合には非常に武器になると考えられる。次にクリック単価の違いであるが、今回は過去にリンクルでお手伝いしたとあるクライアント様の事例を用いて比較したいと思う。今回のクライアント様では年齢層ターゲティングをしており、（20代、30代、年齢層不明）の年齢層をターゲティングした広告を掲載していた。また、フリークエンシーキャップも広告グループ単位で1ユーザーあたり、1日7回までしか広告が表示されない設定にしている。一か月お手伝いしたときの掲載結果が以下である。

表示回数

平均クリック単価

GDN

15,322,466

28円

YDN

92,795,011

7円

日々差があるために書いてはいないが、GDNとYDNで入札価格に確かに差はありGDNのほうが高い入札金額である。しかしながら、表示回数の差を比較してもらうと一目瞭然でありYDNのほうが低い入札価格であるにもかかわらず、GDNに対して6倍もの表示回数を誇っている。このようにYDNは非常に低いクリック単価で広告を掲載可能であり、単純に流入数を集めたい場合には大変有効な手段である。

まとめ

今回は、リンクルでお手伝いした事例も交えてディスプレイ広告で流入数を集めたいときに有効な手段の一つであるGDNとYDNで比較した。今回の場合ではYDNが非常にクリック単価が低く流入数を集める場合に有効な手段であるというような書き方をしているが、勘違いしてもらいたくはないのが当然GDNとYDN両者ともおこなうのが質と量を担保できる施策である。なぜならば、YDNとGDNでは掲載できる枠が違い、掲載枠によってターゲット層が変わってくるために例えばYDNのみ行っている場合では流入数が増えたとしても潜在顧客が全く増えなかったということがあり得るからである。ただ確かに低いクリック単価でYDNは流入数を集められることが多いというのは事実である。リンクルではこのように流入数を集めたいというお客様も多くお手伝いしており、ノウハウも非常に多くある。また、ディスプレイ広告ではテキスト広告だけでなくバナー広告やレスポンシブ広告もあり、それらを導入したほうがより掲載枠を広げることが可能である。リンクルでは自社内でバナー制作部隊を備えており、バナー広告をクライアント様に気軽に使っていただけるだけでなく、ABテストも多く行うことができる。是非流入数を集める施策を行いたいと考えておられる方は下記より相談・お問い合わせ下さい。