【Web広告運用中級者向け】ディスプレイ広告も運用で改善できる！検索広告とは違ったディスプレイ広告ならではの戦略的運用でGDN(Googleディスプレイネットワーク広告)やYDN(Yahoo!ディスプレイアドネットワーク広告)の改善を図ろう

ディスプレイ広告の運用はリスティング広告とは違った視点で見なくてはならない

皆さんはWeb広告の運用を行っていく中で、ディスプレイ広告の運用方法について悩んでいる方はいないだろうか。リスティング広告、いわば検索連動型広告での運用ではキーワード単位での効果の判断が出来るため、比較的運用自体は分かりやすかったりする。しかし、ディスプレイ広告は配信先がかなりの数あるため、いざ運用！となったとしても入札調整くらいしかできない、といった相談をよく頂く。確かにディスプレイ広告は運用の仕方がリスティング広告とはかなり異なるため難しいと感じるかもしれないが、実はコツさえつかんでしまえば運用方法はいろいろあり、効果改善に向けた取り組みが出来るのである。これが出来れば、今まで獲得することが出来なかったCV(コンバージョン)が獲得駅るようになるだろう。これは実際にリンクルで行っているディスプレイ広告の改善方法であり、効果も改善出来ているため是非活用して頂きたい。今回はWeb広告運用中級者向けにご用意した、ディスプレイ広告の運用のコツをご紹介する。

①ディスプレイ広告が意図していないサイトに配信されていないか

まずは、実際にディスプレイ広告を配信されている配信先をチェックすると良いだろう。特にGoogleのGDNは、配信先が想像以上に意図していないサイトに配信されていることがある。例えばスマートフォンのアプリなどが当てはまる。スマートフォンアプリは、誤って広告を踏んでしまうことが多く、そのユーザーがコンバージョンにつながらないことは明白だろう。もちろん、スマートフォンアプリに配信することで効果につながるサービスも中にはあるため一概には言えないが、もしディスプレイ広告がほとんどスマートフォンアプリに配信されており、且つコンバージョンに繋がっていないようであれば、配信先としては除外してしまっても良いかもしれない。皆さんも是非自分のアカウントチェックしていただきたい。

②フォーム離脱(カート離脱)ユーザーをきちんと追いかけているか

次にフォームやカートの離脱ユーザーをきちんと追いかけているかどうかである。フォームやカートまでたどり着いているユーザーはコンバージョンにかなり近いユーザーとなりえるため、普通の訪問ユーザーとは切り分けて考えた方が良いだろう。また、同様にリピートユーザーが多いサービスなのであればコンバージョンユーザー、つまり過去にコンバージョンしたことがあるユーザーに対して再度コンバージョンを促すためにリマーケティング広告を配信するなどすることで、再度コンバージョンへと促すことができるだろう。是非ご確認頂きたい。

③ユーザーの属性を分析できているか

最後にユーザー属性をきちんとチェックできているかどうかである。意外とコンバージョンしているユーザーは、運用担当者が思い描いているユーザーとは違った層であることはよくある話である。また同時に、本当は〇～〇歳のユーザーにサイトを見て欲しいのに…といった悩みを抱えている方もいるはずである。それであればデモグラフィックデータを使った配信をすることで、より貴社のビジネスにつながるコンバージョンを獲得できるようになるはずである。是非自分のコンバージョンユーザーの属性をチェックして頂きたい。

ディスプレイ広告はただの入札調整だけでは意味がない

今回はWeb広告運用中級者向けにご用意した、ディスプレイ広告の運用のコツをご紹介した。これだけ配信手法が多様化しているこのWeb広告業界において、単純な予算調整だけでは効果は上がらないのは火を見るより明らかである。きちんと分析を行い、今まで獲得することが出来なかったコンバージョンを獲得し、競合他社に打ち勝ちビジネスを成功に導いて頂きたい。ディスプレイ広告の配信戦略は他にも様々あるため、興味のある方は下記よりお問い合わせください。