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Google AdWordsでコンバージョントラッキングが導入されたのは2001年のことである。ユーザーが広告をクリックした後に、どのようなサイト内行動をしているかを確認するため、そしてその行動のデータを基にパフォーマンスを改善するためにコンバージョントラッキングがGoogle AdWordsに導入された。このコンバージョントラッキングで図れる指標について、明確に理解できている広告主様は多くはないのではないだろうか。指標の中の一つで、Google AdWordsは「デバイスをまたいだコンバージョン(クロスデバイスコンバージョン)」を2013年に導入したのである。消費者がある端末やブラウザで広告をクリックしてから、別の端末でコンバージョンに至るまでの、複数の端末を経由するコンバージョンの計測に役立てることができるようになったのである。従来まではこの指標の設定として、手動で「デバイスをまたいだコンバージョン」を含めるか否かを設定する必要があったが、今回この「デバイスをまたいだコンバージョン」がデフォルトでコンバージョン列の数値に含まれるようになった。本コラムでは、「デバイスをまたいだコンバージョン」の重要性と、今回の変更点について説明しよう。
モバイルファーストの時代では、消費者は「知りたい」「買いたい」「行きたい」などの必要な情報を複数の端末で調べている。以前『マイクロモーメント』という、消費者がすぐに目の前にあるデバイスを使って調べる・買うといった行動を起こす瞬間を意味する言葉の定義を説明し、その重要性について述べたが、『その瞬間』がどのデバイスのものからであるかというような、デバイスの多様性も重要な要素である。インターネットユーザーの 61%、そしてミレニアル世代(1980年〜2000年頃生まれ)の 80%以上が 1 つのデバイスで買い物を始めたものの、違うデバイスで購入を完了しているという結果がある(Google AdWords公式サポート:Google および Ipsos Connect、2016年3月、GPS Omnibus、米国在住のオンライン回答者(18歳以上)2013人)。このように、複数のデバイスからコンバージョンの可能性がある現代では、どのデバイスにコンバージョンの価値が有るのかを調べて改善に活かすための、アトリビューション分析の際などにも「デバイスをまたいだコンバージョン」の指標は重要である。
現状の設定では、「デバイスをまたいだコンバージョンを含む」の設定をオンにすれば、このようなコンバージョンを「コンバージョン」列の数値に含めて、自動入札戦略にも反映することができる。設定方法は次のとおりである。
『運用ツール』タブをクリックし、『コンバージョントラッキング』を選択する。
左側のメニューの中から『設定』をクリックする。
『デバイスをまたいだコンバージョンを含む』をクリックする。
「コンバージョン」列の数値にデバイスをまたいだコンバージョンを含めたい場合はオンにする。
「コンバージョン」列に含めたくない場合はオフにする。
「保存」をクリックする。
今回の変更によって、今後は「デバイスをまたいだコンバージョン」の数が、自動的に「コンバージョン」項目に含まれるようになる。これによって、掲載結果の総合的な把握や、より正確なモバイル価値の測定が可能になる。この変更は、2016年9月6日より適用され、「デバイスをまたいだコンバージョン」を手動でコンバージョン列に含める設定は利用することができなくなるため、注意が必要である。新しいGoogleAdWordsアカウントにおいては、2016 年8月16日よりデフォルトでコンバージョン列の数値に「デバイスをまたいだコンバージョン」が含まれるようになる。実際に、「デバイスをまたいだコンバージョン」を利用した海外での成功事例もあり、クロスデバイスでの知見を活かしてパフォーマンス分析の精度向上を図った結果、最大でコンバージョン率が16%も向上したという広告主様の事例もあるという。
今回は、コンバージョントラッキングの指標の重要な変更点を説明した。このような変更は単なる更新以上に、目標設定を見直すための大切な機会となる。リンクルでは、このような更新を常にフォローアップした担当者が運用している。運用代行にご興味のある方は下記よりお問い合わせ下さい。
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