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皆さんは普段Google AdWordsでリスティング運用するにあたり、表示項目の切り替えで「コンバージョンに至ったクリック」という指標を活用しているだろうか。この指標はユニークコンバージョン、つまり同一人物が2回のコンバージョンを生んでも1コンバージョンと計測してくれる項目で、新規コンバージョンユーザーとリピートしたコンバージョンユーザーで見分けることができる便利な指標であったが、先日Google社の発表により、この「コンバージョンに至ったクリック」が9月21日を持って終了することを発表した。理由として、Google社は「AdWords に最初にコンバージョントラッキングが導入されたときには、広告のクリックから少なくとも 1 回のコンバージョンが発生したタイミングしか把握できず、コンバージョンの数や種類は確認できなかったが、現在のコンバージョントラッキングの機能はその後向上しており、レポートの [コンバージョン] 列では広告のクリックから発生したすべてのコンバージョンを確認できるようになり、その指標を活用しているユーザーが大半であったため」としている。
しかし、「コンバージョンに至ったクリック」を見ることが出来なくなったことが原因で、正しいコンバージョンを計測することが出来なくなったユーザーも少なからずいるのではないだろうか。今回は「コンバージョンに至ったクリック」が見ることが出来なくなった場合に考えられる懸念点とその対策についてご紹介する。
懸念点として代表的な例は、「BtoBサービスを扱っており、複数のお問い合わせはカウントする必要性がない」広告主様だろう。具体的には我々のようなリスティング広告の会社や動画制作の会社、クラウドサービスへの登録、などがあげられる。このような広告主様は、おそらく仮に同一のお問い合わせがあったとしても、1回のお問い合わせとしてカウントすることになる。そういったお問い合わせをカウントするのがユニークコンバージョンであるが、これが今回の変更により、通常通りの設定を行っているとすべてのお問い合わせに対してコンバージョンとしてカウントしてしまうようになり、正確なデータを指標として運用することが出来なくなってしまうだろう。
もし、ユニークコンバージョンをカウントして効果計測したい場合は、設定を変更すればユニークコンバージョンを図ることが出来るようになる。その設定方法を下記にご紹介する。
①「運用ツール」の[コンバージョントラッキング]を選択
②対象となるコンバージョンアクションを選択
③「設定を編集」を選択
④「カウント」で[1回]を選択し完了する。
⑤「保存」をクリック
上記の設定で[コンバージョン]列でユニークコンバージョンを計測することができる。ただし、これまですべてのコンバージョンを計測していた場合、過去のデータをさかのぼってユニークコンバージョンを追うことができないため、注意が必要となる。月初など、最適なタイミングで切り替えを行うように心掛けたほうが良いだろう。
今回はGoogle AdWordsにおける「コンバージョンに至ったクリック」が終了した後の考えられる懸念点と対策についてご紹介した。リスティング運用においてコンバージョンを正しく計測することは非常に重要なポイントの一つとなるが、広告主様のビジネスについてより深く理解し、経営者目線で運用を行うことが成功への近道となるだろう。最新の事例や成功事例を持ち合わせてリスティング運用を行うことが出来るリンクルにお仕事をご用命の方は下記よりお問い合わせください。
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