リスティング運用者必見！GDN（Googleディスプレイネットワーク）・YDN（ヤフーディスプレイアドネットワーク）で不明な配信先（匿名サイト）を配信先から除外する方法をご紹介！

リスティング広告を運用する方であれば、リターゲティングをはじめとしたディスプレイネットワーク広告は非常に馴染みのあるものだろう。ディスプレイ広告を配信する場合、ターゲティングやクリエイティブなど改善ポイントがいくつか挙げられる。ディプレイ広告が配信される面（プレースメント）もその中の一つだ。リスティング広告の2大サービスであるGoogle AdWords（グーグルアドワーズ）、Yahoo!プロモーション広告はともにディスプレイ広告が配信されたプレースメントを確認することができる。ポイントサイトやまとめサイトなどはクリックはされるが成果に繋がらず、配信先を除外したことがある人も多いだろう。しかし、サイトのドメインを確認することができない匿名サイトに対しては、どんなサイトかわからないため費用対効果が悪くても対策を打っていない方は多いのではないだろうか。実はGDN（Googleディスプレイネットワーク）もYDN（ヤフーディスプレイアドネットワーク）も匿名サイトを配信面から除外することができる。もちろんどんなサイトかはわからないのだが、費用対効果が悪いのであればどんなサイトか分からなくても配信先から除外することで成果を改善することができる。今回は、GDN・YDNで不明な配信先をプレースメント除外する方法をご紹介する。

GDN（Googleディスプレイネットワーク）で匿名サイトを配信先から除外する方法

GDNで匿名サイトに広告を表示させないようにするには、2つの方法がある。1つは匿名サイトにはすべて出さないという方法、もう1つは特定の匿名サイトには出さないという方法だ。まずは1つ目の方法からご紹介しよう。

匿名サイトにはすべて広告を配信しない場合

1、匿名サイトを除外したいディスプレイキャンペーンを選択

2、ディスプレイネットワークタブに遷移

3、プレースメントタブに遷移

4、「キャンペーンの除外プレースメント」の「+除外設定」をクリック

5、「キャンペーンの除外設定」で「プレースメント」の編集ボタンをクリック

6、「anonymous.google」を入力して「プレースメントを追加」をクリック

7、保存をクリック

これで設定したキャンペーンは匿名サイトに広告を配信しないようにすることができる。それでは２つ目の方法をご紹介しよう。

特定の匿名サイトには広告を配信しない場合

1、匿名サイトを除外したいディスプレイキャンペーンを選択

2、ディスプレイネットワークタブに遷移

3、プレースメントタブに遷移

4、配信実績がある「anonymous.google」にチェックを入れる

5、「詳細を表示」の「選択」をクリック

6、配信を停止したいURLにチェックを入れて「プレースメントを除外」をクリック

7、プレースメントの追加先を選択して保存をクリック

匿名サイトにもそれぞれIDのようなものが割り振られていて、どのようなサイトかはわからないがデータから費用対効果が悪いものを選択して配信先から除外することができる。

YDN（ヤフーディスプレイアドネットワーク）で不明な配信先を除外する方法

YDNはGDNとは違い、不明な配信先にはすべて出さないという方法しか2017年4月現在では選択できない。

1、「ツール」の「プレイスメントリスト管理」をクリック

2、「+プレイスメントリスト作成」の「新規作成」をクリック

3、URL入力/選択で「不明な配信先を追加」をクリック

4、プレイスメントリスト名を入力して保存をクリック

5、プレイスメントリスト管理画面で作成したプレイスメントリストにチェックを入れて「広告グループに設定」をクリック

6、プレイスメントリストを設定する広告グループを1つ以上選択して「配信対象外として設定」にチェックを入れて「設定」をクリック

これで設定した広告グループは不明な配信先に広告を配信しないようにすることができる。

ブランドイメージを保つためにもディスプレイ広告の配信先は要確認

つい最近、イギリスで人種差別的なYouTube動画に大手企業の広告が配信されていることが報じられ、広告出稿の撤退に発展していることが話題になった。知らぬ間に自社ブランドを傷つけるような動画・配信面に広告が出稿されていては成果が出ないどころかブランドイメージが大きく損なわれるおそれがある。ブランドイメージを保つためにもディスプレイ広告の配信先は確認し、必要に応じて除外設定をすべきだろう。リンクルでは過去の実績をもとに予め配信先から特定の配信面を除外しておくなど、ブランドイメージにも配慮した広告配信を行っている。費用対効果を高めつつブランドイメージを保つ広告運用に興味がある方は下記よりお問い合わせください。