休日のリスティング広告は停止すべきか
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リスティング広告を運用していると、土日祝日といった休日はターゲットが少ないのでリスティング広告の出稿を止めたほうがいいのではないか、というご相談を頂く機会が多い。
休日は検索ボリュームが減少する業種があるのは確かだ。とりわけBtoBは業務時間中にサイトを訪問するユーザーが多いため、極端にアクセス数が減少する場合もある。
休日は問い合わせ対応ができない・広告予算に限りがあるなど、明確な理由がある場合に休日のリスティング広告を停止するという対応は確かに合理的だ。
しかし、BtoB商材だから・休日のアクセス数は少ないから・休日はターゲットが少ないからといった理由だけで休日のリスティング広告を停止してしまうのは危険である。
例えばターゲットユーザーが時間的に余裕のある休日に検索をしてじっくりとサイトを比較し、そこである程度の目星をつけて平日の業務時間で問い合わせをするような場合、休日にリスティング広告を停止してために問い合わせを取りこぼす可能性が高い。
また、経営者のような平日に多忙な役職層をターゲットにしている場合も同様だ。休日や営業時間外に検索をすることは十分にありうる。
リスティング広告の根幹である「検索」という行動は、成果地点にもっとも近い行動である。
自社の商材を求めているユーザーが検索した時には必ずリスティング広告を出すことが、1件1件の問い合わせを積み重ねる一番の近道だろう。
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