リスティングコラム
COLUMN
事例
品質インデックス、品質スコア
運営のコツ
昨今、リスティング広告のクリック単価は上昇傾向にある。
何も対策を行わずに放置していてはクリック単価の上昇は免れない。
そのクリック単価を下げるには品質スコア、品質インデックス(以下品質と呼ぶ)を上げることが求められる。
そこで本日は、リスティング広告を目立たせることでクリック率を上げる『サイトリンク』について解説する。
通常の広告文、説明文、リンク先URLの下部に、それぞれ異なるリンク先を設定する事ができる機能のこと。
最高で10個までのリンク先登録が可能で、そのうち6個までを表示させることができる。
(スマホは6個まで、モバイルは未対応)
・通常のリスティング広告に比べ、スペースを大きく取ることができ、視認性が高まる。
・クリック率が上昇し、品質スコア対策に有効。
・目的のページに分かりやすく誘導する事ができる。 など
Googleアドワーズアカウントより、
[キャンペーン]⇒[広告設定オプション]⇒[表示]の中より[サイトリンク設定オプション]を選択。
その後、[サイトリンクの追加]をクリック⇒それぞれのリンク先情報を登録し、[保存]をクリック。
設定は以上で終了であるが、登録はキャンペーン単位である為、すべてのキャンペーンにて同様の登録を行う必要がある。
また、大切な事は登録した後、ABテストを実行し、検証を行い文書とリンク先の改善を行うことである。
・使用禁止記号を付けると表示されない。(!や??等は使用不可)
・文字数は極力少なくした方が表示されやすい。
・リンク先が同一の場合は審査に落ちるため、それぞれ別のリンク先を設定する。
それぞれ全角17文字(半角35文字)まで、リンク先URLは1,024文字まで登録可能である。
サイトリンクは設定すれば必ず出るというものではない。
品質スコア、入札価格、掲載順位、競合状況、クリック率など様々な条件で表示の可否が決まる。
主に、BIGワードの場合はプレミアムポジション(1位~4位以内)に入っていることが最低条件であり、広告が右側に表示されているようなケースでは出ない。
また、社名や商品名などのブランド名の場合はサイトリンクが表示される可能性は格段に上がる。
開始当初は設定した順番で決まる。
その後はクリック率などの要素を踏まえ、Googleが自動的に順序を決めるため、コントロールすることはできない。
(どうしても変更したい場合は、管理画面上から順位を入れ替えることも可能だが、上記の決まりから一時的な対策に過ぎない)
サイトリンクのクリック単価は通常のリスティングと同じクリック単価である。
そのため、広告のどのリンクを押しても同じクリック単価が発生されることになる。
弊社では、すべてのクライアント様にこの設定を基本設定として導入している。
運用前と後とで効果を検証してみるとクリック率は平均で0.2%程度上昇していることが分かった。
特に、指名キーワードではクリック率が0.5%近く上昇するという驚きの結果となり、最終的なコンバージョンも昨対比で増加する結果となった。
サイトリンクの設定は慣れるまで大変であり、難易度の高い設定方法と言えるが、労力以上の効果は期待できると考えてよい。
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