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Google Adwordsにおいて、広告のローテーションという設定があるのはご存じだろうか。アカウント内の広告は、1度に1つずつしかユーザーへリーチする事ができないため、入稿した広告グループに複数の広告が登録されている場合に、どの広告を優先的に表示させるかを決定する設定である。高い成果を上げている広告を優先的に表示させることも可能であるし、どの広告も均等に配信させる設定にすることも可能である。今回はGoogle Adwordsにおいて広告のローテーションを設定する事で得られる効果についてご紹介しよう。
Google Adwordsにおいて、広告のローテーション機能はどのようなものがあるのだろうか。現在ではGoogle AdWords の広告は、下記の4種類の配信方法がある。順番にご紹介する。
過去のクリック率をもとに、高いクリック率が見込める広告がグループ内の他の広告より頻繁に広告オークションにかけられる。このような品質の高い広告が広告グループの他の広告より多く表示されるため、広告配信率の増加が期待できる。この設定を使用すると、品質の高い広告の掲載順位が高くなりより多くのユーザーにアピールできるため、広告グループ全体の表示回数とクリック数も増える可能性がある。ただし、広告グループ内の広告の掲載結果に差がない場合や、表示回数が不十分な場合は、均等に配信される状態が続く可能性がある。
コンバージョン重視で最適化はコンバージョン率の高い広告が広告グループ内の他の広告より頻繁にオークションにかけられる。この設定ではコンバージョン重視で最適化が行われるため、コンバージョン率が考慮される。ただし、コンバージョン率の最も高い広告を判断できるだけの十分なコンバージョンのデータが蓄積されていない場合、広告は 「クリック重視で最適化」 オプションのデータを基にローテーションで表示される。この設定を使用すると、広告グループ全体のクリック数はクリック数を重視して最適化した場合よりも少なくなる可能性があるが、コンバージョン数の増加が見込めるため成果の向上にもつながる。
現在、このオプションでは、広告が掲載結果にかかわらず均等にオークションにかけられる。広告グループ内の広告の表示回数と広告配信率は、2 つの最適化オプションのどちらかを使用した場合と比べて均等になるが、広告の掲載順位は品質スコアに基づいて決まるため、表示回数と広告配信率が均等にならない可能性もある。また、この設定では、設定を変えずに90日が経過すると自動的に広告のクリック数に基づいて最適化配信に切り替わる。
「均等にローテーション」の設定と同じように、広告はなるべく均等にオークションにかけられるが、均等にローテーションのように90日間後最適化になるわけではなく、その期間に制限はなく最適化が行われることもない。広告のABテストをマニュアルで管理したい場合は、この設定がおすすめである。
今回は、Google Adwordsにおける広告のローテーション設定についてご紹介したが、Yahoo!スポンサードサーチでも同様の設定(広告表示の最適化)がある。どちらも設定項目を再度見直して最適な配信設定をできるようにしておくと良いだろう。リンクルでは、お客様の目的に寄り添い効果の最大化を実現させる運用を日々行っている。様々な指標や効果改善策を熟知した者が担当する運用代行にご興味のある方は、リンクルにお問い合わせ下さい。
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