【リスティング広告最新情報】消費税増税に伴うリスティング広告配信上の注意点

2019年10月からの消費税増税に伴うリスティング広告の配信上の注意点

2019年10月1日より消費税が8％から10％に増税された。この増税に伴い、様々な業界の方が、価格設定を変更したり、若干のサービス内容の変更があったのではないだろうか。この消費税増税に伴いリスティング広告の配信でも十分に注意していただきたいことがいくつか存在する。そこで本コラムでは消費税増税に伴い、リスティング広告を配信する上で注意する必要がある点についてご紹介する。消費税はすでに増税されたが、今一度ご確認いただき、日頃の広告運用の一助となれば幸いである。

リスティング広告の配信で消費税が増税されることでの注意点

それでは早速、消費税増税に伴うリスティング広告の配信上の注意点についてご紹介していく。

①広告文の価格表記の価格変更

リスティング広告では広告文の中に価格表示をし、安さを訴求する場合が多く存在する。それは立派な戦略であるが、今回のように消費税が変わり、実際に商品・サービスの値段が変更になる際には広告文の内容を変更しておく必要がある。また、検索広告の内容だけでなく、ディスプレイ広告の配信中のバナーにも価格が表記されているケースも多くある。その場合は、バナー内の文言を変更、または価格表記のある配信中のバナーの停止を行う必要がある。これらの対応は広告クリエイティブを見て、サイトに訪れたユーザーがサイト内の価格を見て、違っていることに信用を落としてしまうことを防ぐためにも必ず今一度確認していただきたい。また、実際の価格だけでなく、「送料無料」や「○円以上購入で〇%OFF」という内容が変更になるという方もいらっしゃるだろう。これらは訴求ポイントとして広告のクリエイティブ内に入っている可能性もあるため、これらのサービスが変更になるという方は注意が必要である。

②広告表示オプション内の表記

ユーザーが目にする価格表示は広告文やバナーだけではない。実は意外と忘れてしまいがちであるのが、広告表示オプション内の価格表記である。サイトリンク表示オプション内の価格表記をはじめ、コールアウト表示オプション内の「送料無料」などの訴求などいくつか価格に関する表示がなされている可能性が高い。そして、特に注意が必要になるのが、価格表示オプションである。価格表示オプションはその名の通り、商品やサービスとともに価格の表示をするため、必ず確認していただく必要がある。広告表示オプションは表示される場合とされない場合があるため、実際に検索して確認しても意外と気づかないということもあり得るため、しっかりと広告管理画面で確認していただくことをおすすめする。

③ショッピングキャンペーン内の価格表記

最後に必ず確認していただきたいのがショッピングキャンペーンの価格表記である。ショッピングキャンペーンは商品、サービスの内容によっては活用されていない方も多いだろうが、特にEC業界の方に活用されることが多く、商品と一緒に価格が表示されるため、今回のように価格に変更がある可能性のある場合、必ず確認が必要になる。また、ショッピングキャンペーンでは、他の検索広告やディスプレイ広告とは違い、サイト内の価格とフィード内で設定している価格が違う場合、ユーザーに誤解を与えるとして、不承認となり、配信できないケースがあるため、その点も十分に注意していただきたい。気づかないうちにショッピングキャンペーンが配信されなくなってしまっているということも考えられる。

まとめ

本コラムではリスティング広告における消費税増税に伴う注意点をご紹介した。今回ご紹介した内容は直接ユーザーの目にも届く内容であり、信用の問題にもつながってくるため、十分に注意していただきたい。リンクルでは常に最新の情報をキャッチしながら、リスティング広告の効果を最適化するノウハウが十分に蓄積している。現状の成果に満足がいかない、さらに売り上げを拡大していきたいとお考えの方は是非下記よりお問い合わせいただきたい。

S.T.