【初心者必見】キーワードを制するものは、リスティング広告を制する！改めて確認したい、キーワードの選定方法と見直し方

効果的なキーワードの選び方

宣伝したい商品に合ったキーワードを登録することで、適切なユーザーに向けて広告を表示することができる。今回は、商品やサービスを検索するときにユーザーが使いそうな語句を選ぶときのポイントをご紹介するので、参考にして頂ければ幸いである。

・具体的なキーワードを選択する（スモールワード）

特定の商品に関心を持つユーザーをターゲットとする場合、広告のテーマに直接関連する具体的なキーワードを選ぶ。そうすることで、その商品と関連する語句が検索された場合に絞って広告が表示される。ただし、キーワードが具体的すぎると、十分な数のユーザーに広告を届けられない場合もあるので、注意が必要である。

・一般的なキーワードを選択して、より多くのユーザーに広告を表示する（ビックワード）

幅広く広告を表示したい場合は、一般的な単語を選ぶと効果的とされている。ただし一般的すぎるキーワードを選ぶと、商品やサービスに関係のない検索でも広告が表示される可能性があったり、一般的なキーワードは競争が激しく、高めの入札単価が必要となる場合が多い点がネックである。なお、このリンクルコラムでも何度か申し上げているが、キーワードと広告やウェブサイトとの関連性は、できる限り高める必要がある。また、同じキーワードに対して 1 人の広告主様が一度に表示できる広告は 1 つのみなので、キーワードの重複は避けるようにする必要がある。

除外キーワード・対象外キーワードを設定して無駄なインプレッションを無くす

部分一致でキーワードを設定していると、コンバージョンには到底繋がらないような無関係なキーワードとマッチしてしまうことがある。例えば、洋服ブランドの「BOSS」というキーワードを部分一致で設定していた場合、「BOSS」というサントリーの缶コーヒーの名前で検索した時にも広告が表示されてしまう。つまり、ターゲットのユーザー以外に広告が表示されるとクリック率が下がり、キーワードの品質も下がるのでメリットは少ない。こんな時は、「除外キーワード（対象外キーワード）」を設定して広告の表示を制限しよう。「缶コーヒー」「サントリー」などを設定することで広告を出したくないユーザーに対して広告は表示されなくなる。

キーワードとランディングページの見出しを統一する

ユーザーは、リスティング広告経由でランディングページに移っても、無意識に検索キーワードの文字列を探しているので、キーワードがランディングページですぐに見つからないと、離脱してしまう可能性が高い。リスティング広告においては、複数のキーワードを同じランディングページに誘導することが多いが、それらに共通したメインワードをランディングページの見出しに用いれば、ユーザーに安心感を与えられるので離脱を防ぐことが出来る。

間引きしたキーワードもきちんと新しい広告グループで動かす

パフォーマンスの悪いキーワードには、「広告テキストとの関連性が低い」、「他社広告に比べてインパクトが弱い」、「掲載順位が低い」など原因があるが、関連性の高いテキストに変更したり、他社との差別化を図ったり、複数の広告でテストを行うなど、対策を打ち再度検証することが重要。

まとめ

今回は、効果的なキーワードの選び方や見直しポイントについてご紹介した。リスティング広告の運用改善ができる点があれば幸いである。リンクルでは、お客様の目的に寄り添い効果の最大化を実現させる運用を日々行っている。効果改善策を熟知した者が担当する運用代行にご興味のある方は、リンクルにお問い合わせ下さい。