リスティングコラム
COLUMN
Google Analytics
アクセス解析
多くのECサイトでは、一人のユーザーに様々な商品を購入してもらう方法を日々模索していることだろう。一人のユーザーに商品の購入回数を増やしてもらうには、そのサイトの満足度を上げる必要がある。そして、ユーザーの満足度を上げるには、ユーザーへ様々な提案を行う必要があるだろう。Google AdWordsのリマーケティング広告では、ユーザーが過去に閲覧したページによって、様々な提案をユーザーに行うことができる。そして、Google Analyticsを活用することで、ユーザーの購入履歴を使ってリマーケティング広告でユーザーへ商品提案を行うこともできるようになる。今回は、ユーザーの購入商品でユーザーリストを作成する方法を紹介しよう。
Google Analyticsでリマーケティングリストを作成するには、リストを活用するGoogle AdWordsとリストを作成するGoogle Analyticsでアカウントの連携を行う必要がある。
今回は、双方のアカウント連携が行われていることを前提としてご紹介する。
①アナリティクス設定のユーザーリストをクリック
②新しいユーザーリストの作成
新しいユーザーリストをクリックすることで「新規のユーザーリスト」を作成することができる。
③リストを作成するアカウントを設定
ここで、データ元のビューとリストを作成するGoogle AdWordsのアカウント設定を行うことができる。
対象のビューと移行先のアカウントを設定し、「次のステップ」をクリックすることで、リマーケティングリストの作成画面にいくことができる。
④ユーザーリストの定義で新規作成を選択
ユーザーの購入商品を活用したユーザーリストは、デフォルトのリストにはない為、自分でカスタマイズしたリストを作成する必要がある。その為、今回は新規作成からユーザーリストを作成する。
※このユーザーリスト作成は、eコマーストラッキングを導入していることが前提となる。
⑤ユーザーリストの定義を設定
ここでは具体的な商品名を入力する。そして、テキスト条件を含むにすることで入力したテキストを軸にリストを集める購入商品の幅を拡げることができる。
⑥有効期間を設定し、保存をクリック
⑦リマーケティングリストの確認
Google Analyticsを活用することで購入商品を軸としたユーザーリストを活用できるようになり、購入ユーザーへの様々な提案を行うことが可能となる。例えば、その商品が消耗品でリピート性のある商品であれば、その商品がなくなる頃にリマーケティング広告を配信することで商品の再購入を促すことができるだろう。この場合、クリエイティブは購入した商品で訴求することが良いだろう。また、購入した商品の関連商品をクリエイティブにして商品訴求を行うことで商品のクロスセルも可能となるだろう。
商品を購入したユーザーは、商品を利用してくれているユーザーである為、商品の再購入を促すことも容易になるだろう。その再購入を促す手法として、商品購入ユーザーにリマーケティング広告を配信することは有効な手段となる。特に購入した商品を軸に変化させたクリエイティブであれば、ユーザーに行動変化を起こさせることも可能となるだろう。
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