リスティングコラム
COLUMN
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Googleのディスプレイネットワーク広告の配信方法として、シミラーユーザーリストが使えるようになった。
シミラーというのは、類似、近い、似ているという意味である。
では、「何に」似ているかというだが、「Googleのリマーケティングリストのユーザー」に似ているということだ。
つまり、ディスプレイネットワーク広告の配信先として、リマーケティング広告でたまっているユーザーに「類似している」ユーザーだけにターゲティングして広告配信ができるようになったのである。
現在Googleのリマーケティング広告を実施している企業は多いが、そのリマーケティングリストで蓄積されているユーザー属性に「類似する」ユーザーをGoogleが見つけ、シミラーユーザーリストとしてアカウント内で提供している。
リストのボリュームは、リマーケティングリストでたまっているユーザーのおよそ10倍程度となっている。
Googleアドワーズの管理画面にログインし、左側のメニューの
「共有ライブラリ」→「広告」→「ユーザーリスト」 に進む。
リマーケティングリストを既に発行・設置しユーザーがある程度たまっている場合に、その下に「Similar to (既存のリマーケティングリスト名)」というシミラーユーザーリストができあがる。
Googleのリマーケティング広告と同様の設定となる。
シミラーユーザー用の広告グループ作成し、ディスプレイネットワークの設定画面に移る。その後「インタレストとリマーケティング」→「ターゲティング方法の追加と編集」→「リマーケティングリスト」とタブを押してから、該当の「類似ユーザーリスト(シミラーユーザー)」を選択し、広告グループに紐つける。
Googleのリマーケティング広告は、サイトに一度訪れたことのあるユーザーに対して配信できる広告として、高いパフォーマンスを発揮する。ただ、その対象ユーザー数が、サイト既訪問者に限られるため、配信のボリュームにどうしても、限界がある。
そういった中で、リマーケティングの高いパフォーマンスを維持し、かつより多くのインプレッションを生み出せる可能性があるのが、リマーケティングシミラーユーザーである。
より精度の高いアドネットワーク広告を打ちたいというのは、すべてのクライアントに共通する課題であり、それに応えられる可能性のある広告配信手法である。
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