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知っといて損はなし!Google AdWordsにおける拡張CPCとは?メリット・デメリットを整理してみました

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まずはGoogle AdWordsにおける「拡張CPC」について知る

「拡張CPC」とは、Google AdWordsが提供する自動入札機能の一つである。簡単に言えば、ウェブサイトでの購入やコンバージョンにつながる可能性の高いクリックの入札単価を引き上げる入札機能のことを指す。内容としては、過去の実績を元にオークションごとで推定のコンバージョン率を算出し、成果の見込める広告オークションでは、上限クリック単価を最大30%まで引き上げクリックの競合力を高めることができ、反対に成果の見込みが低い広告オークションでは、上限クリック単価を-100%の範囲で引き下げることが可能となる。この拡張CPCを使うと全体的なコンバージョン単価を抑えながらも広告のコンバージョン数を増やすことが出来るのである。また、拡張CPCは、モバイルとその他のデバイスの違いを考慮した入札単価の上下調整は出来ないが、モバイルの入札単価調整を設定すれば、他のデバイスを基準にしたモバイルの入札単価を上げ下げは出来る。ちなみにGoogle AdWordsが提供する自動入札機能には、「拡張CPC」の他に、予算内でコンバージョン数を最大化できるように入札単価が自動的に調整される「目標コンバージョン単価制(コンバージョンオプティマイザー)」、予算内でクリック数を最大化できるように入札単価が自動的に調整される「クリック数の最大化」、検索結果の最初のページやページの上部に広告を表示できる機会が増えるように、入札単価が自動的に調整される「検索ページの目標掲載位置」などが挙げられる。

■AdWordsヘルプ(https://support.google.com/adwords/answer/2979071

 

拡張CPCの設定方法

拡張CPCの設定は、簡単である。Google AdWordsの管理画面上の[キャンペーン] タブで、対象となるキャンペーンをチェックし、[入札戦略]タブの「入札戦略の変更」をクリックするとチェックボックスが現れる。その中から「拡張CPCを有効にする」にチェックを入れて保存する。エディター上で設定する場合は、対象キャンペーンに入り、編集パネルの「拡張CPC」項目を有効に切り替えてアカウントに変更を送信すれば、設定は完了である。

※拡張 CPC を使用するには、キャンペーンのコンバージョントラッキングを有効にしておく必要があるので、管理画面上の[キャンペーン] タブで、対象となるキャンペーンに入り、[設定] タブをクリック、[入札戦略] セクションで[編集] をクリックし、[詳細オプション] の[拡張 CPC の有効化] をクリックする必要がある。有効でない場合は、拡張CPCを適用していても入札単価の調整は行われないので確認しよう。

それでは、次に拡張CPCを設定した際のメリットとデメリットについてご紹介する。自社の商材・サービスに合わせて導入を検討してもらいたい。

 

拡張CPC設定時のメリット

①拡張CPCを導入することで成果の見込める広告オークションにより多くの予算を自動で投下でき、CV数の向上が見込める。

②成果の見込みが薄い広告オークションには、上限クリック単価を引き下げるので無駄な広告費を抑えることができる。

 

拡張CPC設定時のデメリット

①もともとCV数の少ない商材・サービスのキャンペーンの場合は、効果が薄い。

②「成果の見込みが薄くてもこのキーワードでは上位表示がしたい」というようなニーズには応えられない。

 

 

自動入札の機能を正しく理解して理想とするWEB集客を実現しよう

拡張CPCは、ECサイトのようにCV数が多いようなアカウントでは有効に機能するだろう。しかし、BtoB商材で元々のCV数が少ないようなアカウントでは効果が薄く、むしろ逆効果になりかねない。自動で入札の強弱をつけてくれるので、運用の時間を最適化しつつ、一見成果や向上が見込める機能ではあるが、導入時には一定の注意が必要である。リンクルでは、お客様の目的に寄り添い効果の最大化を実現させる運用を日々行っており、各自動入札機能の把握はもちろん、様々な指標や効果改善策を熟知した者が担当するリスティング広告の運用代行にご興味のある方は、リンクルまでお問い合わせ頂きたい。

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