リスティングコラム

COLUMN

リスティング広告で品質スコア、品質インデックスが下がる4つの原因と改善方法

品質インデックス、品質スコア

運営のコツ

リスティング広告の掲載順位、クリック単価を左右するものに“品質スコア”と“品質インデックス”がある。

Yahooスポンサードサーチは品質インデックスと呼び、Googleアドワーズは品質スコアと呼ぶが要素は同じである。(以下、品質と呼ぶ)

 

今日はリスティング広告で品質が下がる原因とその対処法について解説する。

 

●キーワードと広告文の関連性が低いケース

 

リスティングのアカウントにキーワードを登録する際にキーワードを区分しない場合に該当する。

 

例えば、下記のキーワードから仲間外れの掛け合わせを探して頂きたい。

 

ソファ 格安
ソファ 激安
ソファ 価格
ソファ かわいい

 

そう、『ソファ かわいい』は見た目を表すキーワードの為、価格系とは区分が異なる。

価格系キーワードと、見た目系キーワードでは広告文が異なって当然である為、上記の4つをまとめて一つのグループに登録すると品質が落ちる可能性がある。

 

【改善方法】
キーワードは同じカテゴリにし、それぞれに適した広告分を作成するように心がける。

 

●キーワードがリンク先ページに含まれていない(少ない)ケース

 

まず初めに、Yahoo、Googleは検索のユーザビリティを良くしたいと常に考えている。
もし仮に、Yahooで『リンゴ』と検索をしたのに、『マンゴー』のホームページに飛ばされたらユーザーはどう思うだろうか。
Yahooは検索ニーズに合っていないから、これからはGoogleを使おうと思われるのではないだろうか。

 

考えは単純で、上記のようなミスマッチを無くす為に、キーワードとリンク先ページに関連性が見られない場合は品質は下がる可能性がある。

 

【改善方法】
リスティングで多く登録するキーワード(ビッグワード、ミドルワード)については、リンク先ページに多く記載する。
重要なことは、画像はシステムが読み取ることが困難である為、テキストにて入れる事が重要である。
また、弊社の研究によると、文字の大きさやリンク先ページの上から下まで万遍なく入れることで関連性が増すことが分かった。

 

●広告文のクリック率が低いケース

 

クリック率の低い広告文はユーザーの検索ニーズにマッチしていないと判断され、品質を落とされる仕組みである。

 

また、これも背景から考えたい。
YahooもGoogleもクリック課金制の為、広告がクリックされれば儲かる仕組みである。
そのため、掲載順位が下部に表示されている広告でも検索上位の広告に比べ、クリック率が高ければ優良な広告となり、品質を上げてさらにクリックを稼ごうと思うのは当然である。

 

これはきたない!と思うのは大きな間違いである。
低い入札でも頑張れば掲載順位が上がると捉えるべきである。

 

【改善方法】
クリック率を上げるためには1つ目の改善方法で記載したキーワードに適した広告分を作成する事と、複数の広告分を登録し、ABテストを行ったうえで最適な広告分を設定する事である。
まず、キーワードが広告分に含まれていないケースは駄目である。

 

下記に広告文のABテストについて細かく記載してあるのでご覧頂きたい。

 

リスティング広告で成功するための広告文作成ポイントとABテストについて

 

●First Page Bidを下回っている、検索ボリュームが少ないキーワードを放置しているケース(Googleアドワーズのケース)

 

これは少々難しいが品質スコアの低下に大きく影響する。

・ファーストページビット(First Page Bid)を下回っている。
これは、1ページ目に表示されるクリック単価を下回っているという意味であり、First Page Bidを上回る入札価格まで引き上げる必要がある。

 

・検索ボリュームが少ない
これは、検索ボリュームが少ないため、Google側で出稿が遮断されている(スモールワードで多い現象)
できる限り削除することで改善するケースも多い。

 

下記に詳細を記載してあるのでご覧頂きたい。

リスティング広告が表示されない時の原因、チェックポイントと対策

 

以上のようにリスティング広告にとって“品質”とは非常に重要な要素であり、無視することは許されない。
何が原因なのかを分析し、要点を押さえて、細かく的確に対処することで改善する事は可能である。

 

【関連】

リスティング広告で重要な品質スコア・品質インデックスの上げ方

リスティング広告(Googleアドワーズ)は“サイトリンク”でクリック率と品質スコアを上げる

リスティング広告で効果を最大化する為のランディングページの分析方法(LPO)

 

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