１日の予算からキャンペーン構成を考える
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皆さんはアカウントを作り上げる時に、どのようなキャンペーン構成にするか、悩んだことはないだろうか。
キャンペーンの構成はアカウントの運用効率や、時にはパフォーマンスを左右することがある。
今回はキャンペーンの「１日の予算」という設定項目からキャンペーン構成を考えてみたいと思う。
キャンペーンでは１日の予算の設定ができる。これはそのキャンペーンで１日にいくらまで広告費を使えるかを設定したものだ。
月の予算を当月日数で割るとおおよそ１日にどれくらい広告費を使えるのかが分かる。
広告費が１日の予算を超えてしまうと、その日は該当するキャンペーンの広告が配信されなくなる。
広告は１日中配信されている状態が望ましい。夜になると広告費が予算に達してしまい広告が配信されないとなると、その時間の見込み客を取りこぼしてしまう。
キャンペーン内で設定しているキーワードのクリック単価の相場や検索ボリュームを考えて１日の予算を設定しよう。
同じキャンペーンの中にユーザーのモチベーションが違うキーワードが入っていると、そのキャンペーンは十分なパフォーマンスが発揮できない。
例えば検索ボリュームは多いがコンバージョンに結びつかないキーワードと、反対に検索ボリュームは少ないがコンバージョンの確度が高いキーワードが同じキャンペーンに入っていた場合、
検索ボリュームが多いキーワードで１日の予算を消化してしまうと、コンバージョンの確度が高いキーワードでの広告も配信されなくなり、確度が高いはずの見込み客を取りこぼす結果となる。
アカウントのBIGワードや社名・ブランド名・サイト名などの指名検索ワードはキャンペーンを分けて別の予算で管理するのがベストだ。
１ヵ月の広告予算というものは限られている。その予算をどのように使っていくかはキャンペーンの構成が大きな影響を与える。
キャンペーンごとにメリハリをもって運用しないと、無駄な広告費を使う結果となることを頭に入れてキャンペーンを構成しよう。
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