リスティング広告で活用するGoogle Analyticsパラメータの基本

現在、多くの企業がサイトのアクセス解析にGoogle Analyticsを活用しているかと思う。

しかし、広告からの流入と広告以外からの流入を区別して、分析をする為には広告のリンク先にパラメータを付与する必要がある。

パラメータを付与しなかった場合、自然流入と広告からの流入を区別して、確認することができないようになっている。

今回は、リスティング広告でよく活用するパラメータをご紹介しよう。

Google Analyticsでは、下記の５つのパラメータを活用することができる。

この中の「参照元」と「メディア」のパラメータは、必須で付与する必要がある。

その他のパラメータに関しては、分析の用途に応じて付与していけばいいだろう。

今回は、「参照元」と「メディア」の活用方法について、説明しよう。

参照元では、主に媒体を分ける為に活用することが多いだろう。

例えば、リスティング広告でいうとYahooやGoogleで分けるなどになる。

リスティング広告以外では、メール広告・Facebook広告などを区別するなどでも活用できる。

メディアは、メディアの種類を分ける為に活用するパラメータである。

このパラメータでは、キーワード広告やバナー広告を分けて分析することができる。

例えば、キーワード広告では「cpc」・バナー広告では「banner」を付与することで、それぞれを区別することができる。

では、実際どのようにパラメータを設定するのだろうか。

これから、その設定方法をご紹介する。

参照元：utm_source=yahoo

メディア：utm_medium=cpc

赤字の項目を媒体やメディア別に設定を行う。

参照元に関しては自由に設定を行うことができる。

しかし、メディアに関しては設定にルールがある為、そのルールに沿って設定を行う必要がある。

例えば、キーワード広告であれば「cpc」「ppc」などを設定する必要があり、自分で勝手なパラメータを付与しても計測をすることができない。

上記のパラメータを活用すると実際に付与するパラメータは、下記のようになる。

utm_source=yahoo&utm_medium=cpc

これをリンク先にどのように付与するかというと

http://rincrew.jp/?utm_source=yahoo&utm_medium=cpc

上記のようになる。

ここで注意することとしては、解析するサイトのURLとパラメータの間に「?」を入れる必要があることだ。

サイトのURLにすでに「?」が入っている場合は、「&」を活用することで計測を行うことができる。

Google Analyticsでは、広告と広告以外を区別して分析することで広告の貢献度を検証することができる。

Google Analyticsを活用している企業は、パラメータも意識する必要があるだろう。

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