リスティングコラム
COLUMN
Google Analytics
SEO
アクセス解析
Google Analyticsには、eコマーストラッキングという機能がある。eコマーストラッキングとは、ECサイトなどで売上を計測する為の機能である。この機能を活用することでサイトの売上や各メディア別の売上を把握することができる。そして、セグメントの方法次第で客単価が高いユーザーや低いユーザーなども把握することができる。例えば、30,000円以上購入したユーザーの動きを分析することができる。客単価が高いユーザーは、収益性が高くリピート化することで顧客単価を引き上げることができるだろう。Google Analyticsでは、客単価の高いユーザーでセグメントしたユーザーリストを作成することができる為、収益性の高いユーザーを囲い込む為に活用することができるだろう。今回は、購入金額によるユーザーリストの作成方法をご紹介しよう。
Google Analyticsでリマーケティングリストを作成するには、リストを活用するGoogle AdWordsとリストを作成するGoogle Analyticsでアカウントの連携を行う必要がある。
今回は、双方のアカウント連携が行われていることを前提としてご紹介する。
①アナリティクス設定のユーザーリストをクリック
②新しいユーザーリストの作成
新しいユーザーリストをクリックすることで「新規のユーザーリスト」を作成することができる。
③リストを作成するアカウントを設定
ここで、データ元のビューとリストを作成するGoogle AdWordsのアカウント設定を行うことができる。
対象のビューと移行先のアカウントを設定し、「次のステップ」をクリックすることで、リマーケティングリストの作成画面にいくことができる。
④ユーザーリストの定義で新規作成を選択
ユーザーの購入金額をベースにしたユーザーリストは、デフォルトのリストにはない為、自分でカスタマイズしたリストを作成する必要がある為、新規作成からユーザーリストを作成する。
⑤ユーザーリストの定義を設定
今回は、仮に50,000円以上購入したユーザーリストを作成することとする。
⑥有効期間を設定し、保存をクリック
⑦リマーケティングリストの確認
購入単価が高いユーザーの囲い込みは、どのサイトでも重要な課題となるだろう。Google Anayticsでは、eコマーストラッキングを行うことで購入単価別のユーザーの動きやユーザーリストを作成することができる。このようなリストをリマーケティング広告で配信することで、購入単価が高いユーザーを再度サイトへ誘導することができる為、収益性の高いユーザーのリピート率を上げることもできるだろう。
今回ご紹介した購入単価が高いユーザーリストを活用したリマーケティング広告施策も事前にユーザー行動を分析した上で実施することで効果を上げることができる。逆に事前分析がない状態であれば、失敗する可能性が高くなるだろう。その為、これらの施策も事前に顧客分析を行った上で行って頂きたい。
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