オークション分析レポートで競合との出稿状況を比較する
リスティングコラム
COLUMN
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機能
オークションレポートとはGoogle AｄWordsで利用できる、同じオークションに参加している競合他社との掲載結果の比較ができるレポートである。
競合他社との掲載結果を比較することで、入札単価や予算を判断する材料になる。
オークションレポートでは下記の統計情報が確認できる。
1、平均掲載順位
同じオークションにかけられた他の広告主と比べ自社の広告がどの程度のランクかを簡単に把握できる。
広告はランクによって検索結果ページに掲載される順位が決まる。
2、インプレッションシェア
インプレッションシェアは、実際の広告表示回数を、表示される可能性があった回数の推定値で割った割合である。
ユーザーが検索した際に広告が表示されるかどうかは、現在の広告の適用範囲、承認状況、入札単価、品質スコアによって決まる。
オークション分析レポートでは、同じオークションにかけられた競合他社のインプレッションシェアも参照できる。
3、重複率
重複率は、自社と競合他社が同時にインプレッションを獲得した割合を表す。
この割合が高い競合他社ほど、自社が出稿しているキーワードの競合性が高いといえる。
4、上位掲載率
上位掲載率は、自社以外にもインプレッションを獲得した競合他社がいたオークションで、競合他社の方が上位に掲載された割合を表す。
5、ページ上部表示率
ページ上部表示率は、競合他社の広告がページの上部（プレミアムポジション）に掲載された割合を表す。
6、優位表示シェア
優位表示シェアは、オークションで競合他社の広告よりも自社の広告が上位に表示された回数と、競合他社の広告が表示されなかった場合に自社の広告が表示された回数を合計した数字を、自社が参加している広告オークションの合計数で割った割合である。
オークション分析レポートはキャンペーン・広告グループ・キーワードで表示することができる。
それぞれのタブに合わせ詳細＞オークション分析の「選択」もしくは「すべて」を選択する。
その後下記画像のような画面が表示される。レポートしてダウンロードすることも可能だ。
また、分割タブでデバイスごとに表示することもできる。
今回はオークション分析レポートの確認方法、用語をご紹介した。
競合調査は非常に重要なことであるが、時間がかかる場合が多い。
競合のリスティング広告の出稿状況はオークション分析レポートで手早く確認しよう。
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