YouTubeのマストヘッド広告を活用してみよう
このコラムをご覧の皆様は、Webプロモーションを実施するに当たり動画広告を活用されているであろうか。動画共有サイトやSNSだけでなく、最近ではディスプレイネットワークでも動画広告が配信できるようになってきており、その活用の幅はますます広がりを見せている。今回は、そんな動画広告の中でも圧倒的にインパクトのあるプロモーションを実施することのできるYouTubeのマストヘッド広告についてご紹介したい。
そもそもマストヘッドとは
マストヘッドは、YouTube広告の広告枠の一つで、
下の画像のようにPC、
スマートフォンそれぞれのYouTube広告Top画面に掲載さ
れる。PC、
スマートフォンともにYouTubeを開いた瞬間に最も目立つ位
置に広告が掲載されるため、
クロススクリーンでのリーチの最大化やキャンペーンローンチのタ
イミングでの認知拡大に適していると言われている。
Google広告ヘルプページ参照
マストヘッド広告には以下の様な特徴が挙げられる。
・YouTubeにアップロードした動画を動画広告に使用可能
・動画は無音自動再生(PC版、モバイルYouTube版のみで、モバイルブラウザは非対応)
・動画サムネイルをクリックすると動画再生ページで有音再生
・動画再生回数にカウントされる
・16:9標準表示or拡大表示のいずれかを選択可能(PC版)
・動画生成ページのCall-to-Action Extensionをクリックすると指定のページへ遷移(モバイル版)
マストヘッドがインプレッション単価制でも掲載可能に
上記でご紹介したマストヘッド広告は、従来は事前予約による一日買い切りの広告枠であったため、高額な予算が用意できなければ掲載することが出来なかったが、今回インプレッション単科生のマストヘッド広告がリリースされ、キャンペーンで予算とフリークエンシーを柔軟に管理してターゲットユーザーを絞り込んでアプローチすることができるようになった。ただし、事前の予約が必要であることに変わりはないため、キャンペーン開始日の3営業日前までに予約を行い、クリエイティブを入稿しておく必要がある。広告主はマストヘッドをインプレッション単価(CPM)で購入し、ターゲットのユーザー層にカスタマイズして可能となる。プレースメントが購入予約のまま、1 日から最大 7 日間のキャンペーン掲載期間でインプレッションが保証されるため、ブランドは最も重要な日に公開設定をすることもできるのである。
まとめ
今回は、YouTubeのマストヘッド広告についてご紹介した。これまでは1日買い切りの広告枠であったが、CPMによる入札制も採用されたことによりあらゆる広告主の方々が出稿可能な広告枠となった。マストヘッドの枠に広告を掲載した場合、どの様な見え方になるのかを下記のプレビューツールより確認できるため、試してみるとイメージが付きやすいであろう。
大規模なリーチにくわえて、マストヘッド広告は記憶に残り易く高い効果もあり、Googleの調査によるとマスヘッド広告は広告想起に高い効果を発揮し、平均で 92 % 増加しました。また、購入意向は平均 46 % 増加したようである。ブランド認知拡大に大きく貢献してくれそうだ。リンクルでは、今回ご紹介したマストヘッド等のYouTube動画広告だけでなく、広告主様の商材に合わせて最適な動画広告施策をご提案させていただいている。プロフェッショナルによる動画広告運用にご興味のある方は是非下記よりお問い合わせいただきたい。
K.S
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