YDNを活用しよう！見込み顧客をサイトへ多く流入させて認知を広げるために有効な手法とは？

ウェブ広告の課題

皆さんは、ウェブ広告を行う際に、どういったことを考えて実施されるであろうか。まず、確度の高いユーザーをサイトへ集客するのに最も効率的な手法はリスティング広告であるので、こちらに関しては実施を検討される方がほとんであろう。一方で、リスティング広告で検索ボリュームがあまりない業界やリスティング広告を既に実施していながらもさらに効率的にユーザーを集客する方法を模索されている方も多くいるであろう。こうした状況で非常に強力な威力を発揮するYDNノンターゲティング広告についてご紹介しよう。まずは、著者の言うYDNノンターゲティング広告の定義からご説明し、その後活用方法についてご紹介するので、是非参考にして今後の広告運用にお役立ていただきたい。

YDNノンターゲティング広告について

まずは、YDNノンターゲティング広告についてご説明しよう。YDNノンターゲティング広告とは、Yahoo！社が提供するYDNの中でもターゲティングを絞らない（orほとんど絞らない)でYDNのディスプレイ広告を配信する手法である。どういうことかというと、通常、ディスプレイ広告を配信しようと検討される方はどういったユーザーに対して広告を配信しようかと検討される方がほとんどであろう。つまり、一度サイトへ訪れた方に対して広告を配信するならばリターゲティング広告という手法であるし、自社のサービスに興味関心のあるユーザーに対して広告を配信するならば、インタレストターゲティング等の実施を検討されるであろう。しかしながら、YDNノンターゲティング広告では、こうしたターゲティングを絞らずに、ありとあらゆるユーザーにディスプレイ広告を配信する手法なのである。

YDNノンターゲティング広告のメリットについて

ここまでの説明であると、無駄の多い配信であると感じる方がほとんどであろう。実際に自社のサービスに関係のないユーザーに対しても多く配信してしまうことは事実であるし、かつリターゲティングリストも荒れてしまうこととなる。しかしながら、YDNノンターゲティング広告の最大のメリットは1クリック当たりのクリック単価が非常に安いということである。配信手法にもよるがクリック単価10円以下で配信できることも多くある手法なのである。ここで例えば、リスティング広告のクリック単価が1,000円を超える業界で考えてみよう。リスティング広告の1クリックが1,000円かかるのに対して、YDNのノンターゲティングでは1,000円あれば100人にアプローチ可能である。もし、コンバージョン率がYDNノンターゲティング広告がリスティング広告に比べて100分の1であったとしても同等の獲得単価で獲得可能なのである。

YDNノンターゲティング広告を実施する際の工夫について

上記で述べたように、YDNノンターゲティング広告は無関係なユーザーにもアプローチしてしまう手法ではあるので、いくつか実施時のコツが存在する。今回はその中でも1つだけご紹介しよう。YDNノンターゲティング広告を実施するにおいて、自社のサービスに関連したユーザーをサイトへ集客できた際には、ちゃんとリターゲティング広告で追客すべきである。タグマネージャーなどを使用して、サイトを例えば8割以上閲覧したユーザーをリスト化するタグを設定しておけば、それらユーザーはしっかりと読み込んでいるユーザーであるので、自社サービスに関心のあるユーザーであるといえ、追客リストとして活用するのが良いであろう。

まとめ

今回は、YDNノンターゲティング広告についてご紹介した。確かに関係のないユーザーの集客も行ってしまう手法ではあるので、実施に踏み込み難いと思われている方も多いとは思うが、非常に強力な手法なので、是非活用いただきたい。リンクルではウェブ広告の手法を様々検討したうえで、お客様にとって最適な手法をご提案している。是非、現状の広告効果に満足がいかない、さらなる売り上げ拡大を望みたいとお考えの読者の方は下記よりリンクルまでお問合せ頂きたい。