うまく使えばかなり効果的！YDNノンターゲティングの活用方法を考察

配信する目的を明確にすれば高いパフォーマンスを発揮する「ノンターゲティング」

皆さんはYDN(Yahoo!ディスプレイネットワーク広告)での配信において、様々なターゲティング手法でビジネスを拡大していることだろう。その中でも、なかなかスポットライトを浴びることはないものの、きちんと目的を明確化することでROIを最大化できる配信手法が「YDNノンターゲティング広告」である。YDNのターゲティング手法には「リターゲティング」や「サーチターゲティング」、「デモグラフィックターゲティング」等幅広く存在しているのがYDNの魅力の一つだが、「ノンターゲティング」とは呼んで字のごとく、ターゲティングをすることなくディスプレイ広告を配信する手法のことである。一見、ターゲティングもしないでディスプレイ広告を配信することは費用対効果が悪く危険な可能性があるように見えるが、配信する目的を明確にすれば、管理画面上で表れない最終的な費用対効果は非常に高く、成功をおさめることができるだろう。今回はノンターゲティング広告の配信する魅力についてご紹介する。是非参考にしていただきたい。

大きな魅力はクリック単価が安く、圧倒的な数のサイト集客を行えること

それではノンターゲティング広告はどのように活用することができるだろうか。実際にノンターゲティング広告を使うことで成功した会社様を参考例にご紹介する。

この会社様では、全国で複数個所の家具販売の為の店舗を持っており、各店舗において周辺地域の人口も大幅に異なるため広告配信のボリュームを変えたいという要望があった。また、どの店舗でも共通して、今までは新聞折り込みチラシや駅広告などを活用して集客を行い成功してきた実績があったが、近年は全体的に集客が減っており、その理由もわからないまま、何とかしなければならないという事態に陥っていた。そこでリンクルではその会社「チラシ・駅広告離れ」に気づき、すぐさまWeb広告をご提案した。家で新聞を読む人が減っているのは、PCやスマートフォンで手軽にニュースや情報を得られるようになったことが原因であり、電車に乗る人は駅の広告を視野に入れることもなく、見ているのは手持ちのスマートフォンやタブレットで情報収集をしているからである。日々移り変わっていく消費者動向を考えて行けば、必然的にWeb広告の必要性にありつくことができるだろう。そこで、「チラシ感覚で」Webを見ている人のために配信することができる手法として、ノンターゲティング広告をご提案した。ノンターゲティング広告は、クリック単価は安く4～15円程度で配信することができる。チラシとポスティングでは、業者や発注数にもよるが1枚単位で約4～20円程度の広告費がかかっている。そんなに遜色ない広告費で、視認性の高い広告を選ぶとしたら、皆さまはどちらを選択するだろうか。当然チラシにも利点はあり、むしろwebと連動して活用することで大きな成果を上げることができると考えているが、どちらかに絞るとしたらweb広告をやっていくべきだと考えている。また、ただのノンターゲティングではなく、バナー広告と連動させて配信することで視認性とクリック率を双方にあげることができるだろう。さらにサイトに誘導されるまでは広告費も発生せず、かつサイトに誘導することができれば、紙媒体での限られた情報量以上に様々な訴求を行うことができ、さらに印象に残すことができるだろう。結果としてこの会社様は、チラシ広告だけ行ってきたときと比較し、約1.5倍の集客を達成することができたのだった。

ノンターゲティングを活用してより多くのユーザーにアプローチを

今回はノンターゲティング広告の配信する魅力についてご紹介した。リンクルではノンターゲティングを活用したことで課題解決し、実績を上げた会社様を数多くお手伝いしてきた。ノンターゲティングがきっかけで、リターゲティングを活用して再訪問を促すなど、様々なカスタマイズを行うことでより広告主様の訴求を強めることができるだろう。戦略的なディスプレイ広告配信に興味のある方は下記よりお問い合わせください。