スポンサードサーチサイトリターゲティングによりコンバージョン率とクリック率を向上させた事例

スポンサードサーチサイトリターゲティングとは

スポンサードサーチサイトリターゲティングとは、Yahoo!プロモーション広告の検索連動型広告であるスポンサードサーチで使用できるターゲティング方法のことである。一度サイトに訪れたことのあるユーザーが、リターゲティングリストと関連付けているキーワードを検索した場合に、広告を表示させたり表示させなかったり、入札の強弱をつけたりすることができる機能である。一度サイトに訪れたユーザーに対して入札を上乗せすることが可能であるため、確度の高いユーザーに対して上位表示することができる。なお、YDNサイトリターゲティングタグとは別にスポンサードサーチサイトリターゲティング用のタグを貼る必要があることと、最低1000のユーザーがリストにたまっていないとこちらの機能は使用できないため注意していただきたい。Google Adwordsにも検索リマーケティング(RLSA)と呼ばれる同様の機能があるが、スポンサードサーチサイトリターゲティングは2015年に中旬に登場した新しいターゲティング方法であるため事例が少ないことが多い。リンクルでは、スポンサードサーチでのサイトリターゲティング機能の提供開始当初から積極的に活用しているため、今回はその事例の一部を紹介する。

クリック率とコンバージョン率を向上させた事例

今回紹介するのは、ある物販ECサイトにおけるサイトリターゲティングの施策前後のクリック率及びコンバージョン率である。（集計期間はそれぞれ2ヶ月間）ターゲットの階層は指定しておらず、Webサイトに来た全てのユーザーをリストとして使用した。下記がその結果である。

　クリック率(CTR)　

　コンバージョン率(CVR)　

　施策前　

6.55%

1.77%

　施策後　

８.23%

３.32%

まとめ

このように、コンテンツ広告のサイトリターゲティングと同様、検索連動型広告でのサイトリターゲティングでも、顕著にクリック率及びコンバージョン率の向上が見られた。今回は、スポンサードサーチサイトリターゲティングを活用しコンバージョン率を向上させた事例を紹介した。このようにリンクルでは、常に最新の広告商品を取り入れ、広告配信の最適化を行っている。みなさんもこちらの機能を活用して、広告効果の向上を図っていただきたい。最新の機能を活用した、効果を最大化するリスティング広告運用代行は下記よりお問い合わせください。