さまざまにあるWeb広告施策…。一体何から手を打てばよいの？
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みなさんは、Web広告に対してどのような戦略で持って挑んでいるだろうか。DSP、Adwords、YDN、アフィリエイト…その施策数はあげていくと枚挙にいとまがない。これらをただ媒体に説明されたとおり、ないしは広告代理店の担当者にいわれたままの媒体選定になっていないだろうか。実はWeb広告における施策というのは、目的に応じて大きく変わってくる。今回はそんな媒体選定、プロダクト選びについてフレーズに応じた選び方をご紹介する。Web広告の施策を考える際の一助となれば幸いである。
まず広告には大きく分けて3つの段階があると考えられる。
①刈り取り…CV獲得に最も近い層
②比較検討…どの商品、サービスを選ぶか悩んでいるユーザーへのアプローチ
③認知…対象商品、サービスに関する認知度を高める。
実はWeb広告ではどの層に対してアプローチするかによって、施策内容も変わってくる。それぞれに合わせた施策についてご紹介する。
刈り取りの為の施策では、CPCがある程度高くなったとしても配信を強めなければならない。
刈り取りの為の施策としては、以下があげられる。
商標名や、会社名で調べてくるユーザーは確度も高く、マーケティングの上で最も落としてはならないターゲット層である。
一度サイトに来たユーザーが別のサイトを閲覧している際に配信されるバナー広告のことをさす。ただし、気をつけねばならないのは、そのユーザーリストである。確度の低いユーザーにただ単にリマーケティング広告を配信したとしても、効果は薄くなってしまう。刈り取りの際のリマーケティング広告ではカートの購入画面まで来たものの離脱してしまったユーザーのみをおいかけるなど、工夫をこらす必要があるだろう。
比較検討層に合わせた広告配信では、認知はしているものの、まだCV確度の低いユーザーをCV確度の高い顕在層にまで高めることが目的である。あわよくばそのままCVに至ることも狙う。ここではCPCをあまり上げすぎないのが肝要だ。施策の例としては以下があげられる。
特に広告にかけられる費用が少なく、即効性のある施策をしたい場合は上記で紹介した施策の相性がよい。サーチターゲティングはユーザーの検索履歴に基づいた配信ができ、DSKやさまざまなカテゴリを組み合わせる手法では、その商品やサービスに興味があり、かつ関連のあるサイトに対して配信が可能となっている。
その商品やサービスのもつ特徴、ないしは商品の普通名詞に関して検索したユーザーに広告配信ができる。実際に検索するというアクションを起こしている分、CV確度は高い。だが、昨今のユーザーはさまざまなものと比較検討をすることには注意を払わなければならない。リスティング広告ではCPCが高くなってきているのも事実である。
上記で紹介した施策の他にもターゲティングはさまざまあるが、そこで一度サイトに来たユーザーに対しての配信を強めるなどの工夫をすると更に成果の向上を図ることができると考えられる。しかし、これらの施策はある程度アクセスがあるサイトでないと有効に働かないため注意が必要である。
認知が目的の広告配信でのポイントはいかにクリック単価を安くして効果的に配信をするかが重要なポイントである。ここでの配信のポイントは、「クリエイティブのテスト」である。様々なクリエイティブをテストする中で、最もクリック率が高いバナーを精査していくことで認知を高めることができる。クリック率が高いと良い広告とみなされる可能性が高くなり、CPCも下がりやすい。
動画広告は、視聴単価制ではあるものの、一回の配信に対する費用が限りなく安い。クリエイティブのテストにより、これは更に下げることも可能だ。
年齢、地域、性別のみでターゲティングするデモグラフィックターゲティングでは、比較的CPCが安い。多くの流入を集めるには適した施策の一つであろう。
いかがだっただろうか。配信する目的に合わせて様々な手法があることがご理解いただければ幸いである。リンクルでは、クライアントの要望、広告配信目的に合わせて適切な手法を提供することが可能である。戦略的広告配信にご興味のある方は下記よりお問い合わせください。
N.H
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