リスティングコラム
COLUMN
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このコラムをご覧のみなさんの中にはGoogle広告のアプリキャンペーン(UAC)を配信している方も多いのではないだろうか。Google広告のアプリキャンペーンにおいては設定すべき部分の理解が不十分であるために、キャンペーンの成果を最大限発揮できない、目的と異なる最適化がかかってしまったというケースが見受けられる。そこで、今回のコラムにおいてはGoogle広告のUACキャンペーンにおいて設定可能な3種類の入札単価の設定方法をどれを選んだら良いのかについてご紹介させていただく。皆様の広告配信の一助となれば幸いである。
それでは早速Google広告のアプリキャンペーンにおける入札単価の種類についてご紹介させていただく。
A)インストールの獲得を重視する場合
まず、インストール数を重視した設定についてご紹介する。これはアプリのリリース当初やキャンペーンなどで多くのインストールを獲得することを目的としている場合に有効な設定である。また、どのアプリイベントで最適化したら良いか分からない場合などにもおすすめな設定となっている。
B)インストールの獲得を重視しつつ、アプリ内での行動が見込めるユーザーをターゲットにする場合
2番目はインストールの獲得を重視しつつも、アプリ内での行動が見込めるユーザーをターゲットとして配信する設定である。A)の方法は最大限のユーザーにアプローチできるものの、アプリをインストールしたユーザーの中で実際アプリ内で行ってほしい行動(ゲームアプリの場合は「チュートリアル完了」、グルメアプリの場合は「来店予約」など)を行うユーザーの割合が少ない場合などはアプリ内の行動を行いそうなユーザーにターゲットユーザーを絞ることでより費用対効果良く配信を行うことができるだろう。しかし、配信するターゲットユーザーが絞られる分配信ボリュームが下がる可能性や、インストール単価が高くなる可能性がある点については留意していただきたい。設定方法としては重視している要素を「インストール数」に設定し、ターゲットユーザーを「アプリ内での行動が見込めるユーザー」とし、最も重要なアクションを目標とするアクション(アプリイベント)を設定すれば完了である。
C)アプリ内ユーザー行動の数を重視する場合
最後はアプリ内ユーザー行動の数を重視する設定である。設定方法としては重視している要素を「アプリ内ユーザー行動の数」に設定すると、最も重要なアクションとして設定したアプリ内イベントを設定することが可能である。こちらはB)とは違い複数のアプリイベントを設定できるため、適切なイベントが複数ある場合、それらを設定することでより多くのコンバージョン情報を基に最適化をかけることができるため、1つ1つのアプリイベントの発生数が少ない場合などはこちらの設定も良いかもしれない。一方、目標イベント単価はインストール単価に比べて高くなるため、これまでのイベント獲得単価を基に設定してみていただきたい。
今回はGoogle広告のUACキャンペーンにおいて設定可能な3種類の入札単価の設定方法をどれを選んだら良いのかについてご紹介させていただいた。どの入札単価の設定を行うかにより意図通りの結果となるか、もしくは、想定外となってしまうかを決める重要な部分であるため、プロモーションの目的や段階に応じた設定を検討してみていただきたい。リスティング広告をひとつとってもどのように配信設計、運用を行うかによって得られる成果が大きく異なるのがWEBプロモーションの特長である。なかなか広告成果が改善されない、現状の成果に満足が行かないとお悩みの方は運用特化型のリンクルに運用を任せてみてはどうだろうか。興味のある方はぜひ下記よりお気軽にお問い合わせいただきたい。
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