Facebook広告の特徴と抑えておきたい2つのポイント

このコラムをご覧になっている方の中には、Facebook広告に興味をいただいている方や実際にFacebook広告を出稿・運用している方もいらっしゃるのではないだろうか。Facebook広告はSNS広告と呼ばれる中の一つであり、フィード広告やカルーセル広告、ストーリーズ広告などさまざまな方法で広告を出稿することが可能な媒体である。今回のコラムでは、①Facebook広告の特徴、②広告を作成する上でのポイント、③配信する上でのターゲティング設定に関して、ぜひ抑えていただきたいポイントをご紹介していく。

Facebook広告の特徴～精度の高いターゲティング～

Facebook広告の特徴として、精度の高いターゲティングが可能な点が挙げられる。他のSNS媒体（LINEやInstagramなど）と異なり、実名登録、学歴や所属の登録、婚姻の有無など個人情報を正確に登録しているユーザーが多いことが詳細なターゲティングを可能にしている。性別や年齢、住んでいる地域などに加え、経営者・人事職など特定の職業に就いている人をターゲティングすることができるため、商材に合った層に的確にアプローチすることができる。もちろん興味関心でのターゲティングも可能となっている。精度の高いターゲティングを活かし、ターゲットに合わせて広告を出し分けることも成果を出す有効な手段となるので、ぜひ活用していただきたい。

「検討段階」にいるユーザーにアプローチする広告を作成する

広告を作成する際に気を付けるポイントとして、「検討段階」にいるユーザーに対してアプローチするという意識を持つことが挙げられる。たとえば、リスティング広告は、商材に興味があり、調べるという行動に移しているユーザーが対象となる。一方、Facebook広告では、調べるという行動をしていないユーザー（つまり、商材のことを知らないユーザーも含む）が対象となるため、まずは商材を知ってもらい、さらに興味を持ってもらうことが重要となる。商材を知らないユーザーに対して、特性や競合との比較ばかりを押し出した広告を見せても、実際にその商材が必要だと認識してもらうことは難しい。つまり、商材の特性を前面に打ち出す広告（「獣医師が監修のペットフード／1,000円～！」など）より、ユーザーが悩んでいることや不便に感じていることを捉え、（「今のペットフードは合っていないのかな？」「もしかして私、おいしくないご飯を与え続けている？」など）それを解決できる商材がありますというような流れを作ることで、まずは商材を認識してもらうことが大切になる。

ターゲティング設定は広めにする

広告素材を準備し配信を開始する際には、広めのターゲティングを設定することをお勧めする。なぜならば、リスティング広告との違いとしてもご紹介したように、Facebook広告はまだ商材を知らない人（潜在層）にアプローチできる広告であるからだ。詳細なターゲティングができることが特徴的な広告媒体だが、あまりユーザーを絞り込みすぎると、最初の段階で顕在層を獲り切ってしまい、その後成果が伸び悩むという事態になりかねない。潜在層へのアプローチを行うために、ターゲットとなりうるユーザーの幅を少し広げて広告を出稿していただきたい。また、広告の成果が落ち込んできた際も同様にターゲティングを広げていくことを試していただきたい。新たにターゲットを広げることで、ユーザー自身も認識していなかったニーズを取り込むことができるからだ。その際には、ターゲットに沿って広告を変更することも有効なのでぜひ試していただきたい。

まとめ

今回のコラムでは、Facebook広告の特徴と、出稿する際の広告のポイントをご紹介した。リスティング広告との違いを把握し、ユーザーの検討段階に合わせた広告を出稿することが有効になってくる。リンクルでは、Facebook広告の運用実績も豊富にあるため、広告を出稿したいと考えている方や、成果が改善せず悩んでいる方は、ぜひ一度お問い合わせいただきたい。

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