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WEB広告でリスティング広告(検索広告)やディスプレイ広告など共通して言えることは、いかにターゲットにクリックして(見て)もらうかである。もちろん、出稿したキーワードやターゲティング設定は、クリックして(見て)もらいたい人に向けになっているが、それでも「無駄クリック」と呼ばれるようなコンバージョンに結びつかないクリックが発生してしまう。これらを減らすことで、効率的かつ効果的なWEB広告となるのである。
リスティング広告(検索広告)で無駄クリックを減らすには、「検索語句」を確認する必要がある。Google広告の管理画面で、「キーワード」をクリックし「検索語句」を選択すると実際にユーザーが使用したフレーズと使用されたキャンペーン、広告グループが表示される。この検索語句は、リスティング広告(検索広告)は常に見ておく必要があるぐらい、重要な項目である。
リスティング広告(検索広告)開始直後は、初動で起こり得るのがターゲットにしていないフレーズが表示されることである。これらは「除外」で対応していく必要がある。これを怠ると、無駄クリックが大半を占めるような自体を招きかねない。「検索語句」で表示されたキーワードがターゲットや商材に関係あるかを確認し、不要であれば除外をして表示されないようにすべきである。
Google広告の管理画面で、不要な「キーワード」を選択しチェックボックスにチェックを入れ「除外キーワードとして追加」を選択し広告グループ、キャンペーンまたは「除外キーワードリスト」へ追加する。「除外キーワードリスト」へ追加すると、キャンペーンを横断しての除外が可能なので、作成しておくと汎用性が高く便利である。
次に重要なのが、「キーワードとして追加」である。これは、除外キーワードとは逆で必要なキーワードを登録する作業になる。
なぜ、フレーズとして使用されてクリックできたのに登録が必要かといえば、効果的なキーワードであれば、マッチタイプも設定した新しいキーワードとして適切なCPCで運用すべきだからである。広告グループの中に、そのキーワードが無ければ追加すべきである。ここまでは当然のことだが、その際に、適切なCPCで運用されるように設定する必要がある。たとえば、「部分一致」で多く使用されコンバージョンも発生するような効果的なキーワードであれば、できるだけクリックCPCを低く出稿し、多くのクリックを稼ぐべきである。「完全一致」で登録すれば、登録以前にクリックされたCPCよりも低いクリック単価でクリックされる確率が大幅に上がるのだ。
ディスプレイ広告にも、同じように確認する箇所がある。Google広告の管理画面で、「プレースメント」をクリックし「広告が表示された場所」を選択すると、どこのサイトに表示されたかがドメイン単位で確認できる。これをもとに、ターゲットが見ていると思われるサイトに絞り込んでいくことで、無駄クリックを減らすことが可能である。特に海外のサイトだと、表示されても意味がないことが多いので、除外する方が効果的である。
逆にコンバージョンが多いなど、効果的なサイトを見つけたら、Google広告の管理画面で、「プレースメント」をクリックし「プレースメントを追加」から追加することでセグメントすることも可能である。
WEB広告の無駄クリックの減らし方を説明したが、いかがであっただろうか。手間のかかる作業なうえ、上記以外にも手法は多くある。
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